表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

274/3881

悪役令嬢、教会の報告を受ける

おはようございます。(現在21時です)

エリーがイルデと話した日の夜、エリーはクラウンのアジトの1つに来ていた。

その目の前にいるのは、獣の耳をした少女、サードである。


「クラウン様に指示されたとおり、教会を少し探ってみました。そちらで見つかったのが、こちらの資料です」


サードが資料を渡してくる。

エリーはそれに、ざっと目を通した。


適当に読んでいたが、途中に気になるところがあり、もう1度読み直す。

エリーの顔がだんだんと驚愕の色に染まってきた。


「え?イルデは、洗脳されてる?」


資料に書いてある子供、イルデに対する数種類の洗脳と、それに対する結果。

エリーはそれに1つ1つ、じっくり目を通していく。


「なぜ、あんな子供が教会の壊滅を望むのかと思ったら、仕組まれたことだったのか」


「はい。そして、その洗脳を行っているのはおそらく、」


そこまでサードは言って、軽く頷く。

 ーーえ?何?そこで、あなたも分かりますよね。みたいな感じは困るんだけど!分からないわよ!


「……なるほどな。対応できるか?」


「はっ!もちろんです!!」


少し黙っていてもサードからは答えが出てこなかったので、エリーは丸投げすることしかできなかった。

 ーーま、まあ、全てを私が知らなければならない必要は無いのよね。社長が全部知らないといけないとか言って、上司への報告が絶対になったら、社内のプロジェクトの進行は確実に遅くなるわ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ