表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

272/3881

悪役令嬢、なぜか信頼される

エイプリルフールと言うことで1つ嘘を。


実は、この作品のストックは50話以上あるんです!

「……そうか。じゃあ、お前の言うとおり、薬局に接触しつつ、召喚を煽ってみるとしよう」


「それが良いですわぁ。……あっ!あと、召喚は学園に入るときにやった方が良いと思いますわ。学園なら、教会のモノに邪魔されることはないはずです」


エリーは、できるだけゲームと召喚の時期が合うように言っておく。

イルデはそんなエリーの思いには気づかず、言葉をそのまま受け取って納得した。


「関わりたくないという割に、色々手伝ってくれて助かったよ。また、来ても良いかな?」


イルデが期待するような目でエリーを見つめる。

 ーーえっ!?これだけで味方認定されたの!?


「ダメですわ。今回こんなに情報を渡したのは、しばらく私と接触する必要をなくすためですの。あまり私たちの結びつきがあるように見せたくないですわ」


「……そ、そうかぁ。残念だなぁ」


イルデは肩を落とす。

そこで、エリーはこの少年を利用しようと考えた。


「まあ、教会を潰さないんであれば、また来ても良いですわよ」


「潰さない?僕に諦めろって言うの?」


「半分正解で、半分間違いですわ。私が言いたいのは、教会ほどの大きな組織なのですから、潰すのはもったいないと思っておりますの。だから、イルデ様が、教会を乗っ取りませんか?」


エリーはそう言って、黒い笑みを浮かべた。

イルデはエリーが何を考えているのか分からず、ただ恐れることしかできなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ