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悪役令嬢、高速帰宅

「それじゃあ、詳しい話は明日するから!バイバイ!」


エリーはそう言って、手を振る。

老婆も手を振ったのだが、すでにエリーの姿は消えていた。


エリーはとても急いでいるのである。

なんと、遠出したせいで身代わりの維持時間があと30分しかなくなってしまったのだ。


急がないと、エリーが消えたと言うことで騒ぎになってしまう。

せっかくステータス関係の問題を解消できたのに、常に監視が付くようになったら困る。


「グポオオオ!!!」


「邪魔!」


「グボォォ!!!???」


エリーは目の前に出てきたモンスターを殴り飛ばす。

次々とモンスターが襲いかかってくるが、容赦なく殴る。


《レベル65にレベルアップしました》


エリーは全速力で走り、10分ほどで首都に戻ってきた。

ただ、急いだため周りの目を気にしすぎていなかったので、どこかの町では夜に高速で移動する精霊を見たとかいう噂が広まった。


「残り20分」


ただ、ここからが問題だった。


「あ、足が上手く動かな、い」


エリーの体に疲労が出始めたのだ。

光の加護によって身体の力は強化されているが、それでも赤子の体には相当な負荷が掛かっていた。

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