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悪役令嬢、初めての仲間

「た、助かったよ」


老婆は完全に修復された自分の腹を見ながら、エリーに礼を言う。

エリーたちは、老婆の家だという小屋に来ていた。


 ーーこの小屋、ステータス偽装のアイテムを手に入れる場所よね。

エリーは小屋を見回して確信する。


「あの。おばあさん。相談があるんだけど良いかしら?」


エリーはステータス偽装のアイテムを、しばらく貸してくれないかと相談した。

すると、老婆は、笑顔になって2つの髪留めを渡してきた。


「コレはお嬢ちゃんにあげるよ。私なら、こんなモノ簡単に作れるしね。命を助けて貰ったお礼だとでも思ってくれれば良いさ」


「本当!ありがとう。おばあさん!」


エリーは満面の笑みで受け取った。

コレで危機を回避できるのだ。

嬉しくないわけがない。


「でも、私の命のお返しがそれだけとか、少なすぎる気がするねぇ。お嬢ちゃん。他に欲しいものとかは、ないかい?」


エリーはその老婆の発言に、ニッと笑って。


「じゃあ、仲間が欲しいな。おばあさん。私の仲間になってよ」


「ん?仲間?まあ、いいけど」

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