表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

25/3881

悪役令嬢、老婆を助ける

「くそっ!ここで、終わりか、」


エリーがイベントを思い出している間、老婆はさらに傷を増やしていた。

今にも死にそうな状況である。


「流石にここで助けないと、後悔する気がするわね」


エリーは覚悟を決めて駆け出す。

そして、


「ギョブブゥゥゥ!!???」


「え?」


老婆に襲いかかろうとしていた1匹の魔物を殴り飛ばした。

唖然とする老婆をよそに、エリーは次の獲物へと襲いかかる。


この段階で、魔物たちの意識が全てエリーへと移った。

だが、もう遅い。


ボトボトボトッ!

重いモノが落ちる音がする。


《レベル40にレベルアップしました》

…………

《レベル62にレベルアップしました》


辺りの草が赤く染まった。

それを見た老婆は、さらに驚愕し、化け物でもきたのかと思い始めた。


「おばあさん。大丈夫?」


エリーはそう言って、赤く染まった右手を老婆に差し出す。


「え!?に、人間!?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ