表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

246/3881

悪役令嬢、演技が身につく

「いやぁ~。素晴らしかったですわぁ!」


エリーは目を輝かせながら言う。

この言葉に、嘘はない。


幾つか演技でオーバーリアクションをとったりもしたが、参考になる技術があったのも確かだった。

得るモノは、確かにあったのだ。


「凄いでしょぉ!」


「ええ。エイダーの作ったモノも素晴らしかったですわ」


これは、少しだけ嘘である。

確かに、第3王子のエイダーが考えたモノは、同年代が考えられるようなモノではなかったのだが、それでも売れそうなものでもなかった。


おそらく、王族関係者だからと言うことで、誰かが無理矢理売ったりしたんだろうとエリーは推測した。

 ーーまあ、この年齢にしては考えた方なんじゃないかしら?


エリーがそう思ったときだった。


《スキル『演技LV1』を獲得しました》


新たなスキルを獲得した。

それ自体は、とても喜ばしいこと。


なのだが、

 ーー演技ねぇ。スキルが手に入るほど演技やってたかしら?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ