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悪役令嬢、引き渡せと
出口の前に第1王子のロメル。
これは流石に偽者だと考えるのは疑いすぎだろう。
「これは、私をだまそうとしていた者を捕らえたんですわ」
「なるほど」
「タキアーナを騙っていましたの」
「姉さんをか」
ロメルは険しい顔をする。
そんな彼に向けて、
「ロメルは何をしていましたの?」
「俺は、ここのモノたちに偽者がいるなら引き渡せという話をしていたところだ」
「ああ。罪人ですものね」
エリーは護衛に捕らえられているモノたちをミル。
そこには、変装がいつの間にか解けていた黒ずくめの者たちが。
「その者達は預かろう。姉さんを騙ったというなら、王族が罰しなければ」
「ああ。では頼みますわ」




