表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

213/3881

悪役令嬢、別のことも試してみる

「それでは、そろそろ陸に降りたいと思うのですが」


造船の作業員たちのリーダー、ダリージャルはそう提案してきた。

だが、エリーは首を振る。


「この船は、どれほどの期間浮かび続けることができますの?」


「へ?この船ですか?………3ヶ月を想定しております」


エリーの質問の意図は分からなかったが、ダリージャルは正直に答えた。

その言葉を聞いたエリーは、


「では、もう少し乗っていましょう。ついでに、この船は問題が無い限り、3ヶ月間は海上に浮かべておいてくださいませ」


「は、はあ。了解致しました」


エリーの指示に、ダリージャルは首をかしげるばかり。

だが、エリーの顔は真剣なモノであったため、理由を尋ねようとは思わなかった。


そして、30分後。

エリーたちが船から下り、船の点検が行われた。


「み、水漏れが起こっています!」


「こちらも浸水しています!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ