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悪役令嬢、部下が騎士を助ける

「何者だ!」


突然現れた黒服たちに、騎士長は問いかける。

そして、その答え次第ではいつでも戦えるように、シッカリと剣を構える。


「……騎士長様、お初にお目に掛かる。我らはクラウン。闇を飲み込むモノだ」


「闇を飲み込むモノ?……よく分からん!貴様らは我らの敵なのか!味方なのか!」


騎士長はこの状況で熟考することはまずいと考え、簡潔な答えを求める。

問われた救出部隊の1人、セカンドは、少しも考えることもなく。


「どちらでもないな。貴様らが、俺らの邪魔をするなら戦うが、邪魔をしなければ戦うつもりもない。まあ、今の状況なら、敵にならないことを勧めよう」


セカンドが言うと、騎士長は、ぐぬっ!と、唸った。

だが、すぐに部下に指示を出し、


「こいつらには構うな!我ら王子の救出のため、館へ乗り込むぞぉ!!」


「「はっ!!」」


騎士長が駆け出すと、その後に数の少なくなった騎士たちが付いてくる。

決死の思いで館の扉を開けると、


「なっ!?」


そこには、盗賊の死体だと思われるモノが、乱雑に転がっていた。

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