表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

176/3881

悪役令嬢、急いで開発を進める

「ダリージャル!居るかしら!!」


エリーは、工房で、ダリージャルの名を呼ぶ。

すると、すぐに彼はやってきた。


「エリー様。お元気そうで何よりです。急ぎのご用ですか?」


「急ぎと言えば急ぎですわね。この事業を、早めに始めなければならなくなったんですの」


エリーの言葉に、ダリージャルは目を見開く。

そのダリージャルに、エリーは事情を説明した。


「そ、そう言われましても、研究に時間が掛かりそうですし、大型化など」


そう言って顔を暗くするダリージャル。

だが、エリーは首を振った。


「ただ急げ、とは言わないですわ。幾つか王都で研究などに使えそうなモノを用意してきましたの。是非お使いになって」


エリーはそう言って、手を叩く。

すると、兵士たちがさまざまなモノを、工房に運び込んできた。


中身は、本や木工品など。

とりあえず、使えそうな物を大量に買ってきたのである。


それを見たダリージャルは苦笑い。

ただ、研究に必要なモノであることは確かだったので、ありがたく受け取った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] これからも頑張って下さい!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ