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悪役令嬢、剣術を許可される
地震、大丈夫でしたか?
皆さんお気をつけてお過ごしください。
「良いだろう。エリー。剣術を習うことを許可しよう」
父親は、諦めたように言った。
エリーは、薄く笑みを浮かべて、
「ありがとうございま「だが、」
「だが、バリアルも許可する」
父親はそう言った。
エリーには、無理に兄を剣術から遠ざける必要性も感じなかったので、大人しく従うことにする。
そして、
「お父様。実は、今回の件でお話ししたいことがあるのですが、お時間を作って頂けないでしょうか」
と言っておく。
今回の襲撃の黒幕など、エリーでは分からないことが多いから。
「良いだろう。夜に来てくれ」
「はい」
約束を取り付けたところで、今度こそ解散となった。
エリーはキシィやバリアルと、今回のことを話し合い、父親に伝えておくべきことをまとめる。




