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悪役令嬢、部下と手合わせをする
「クラウン様。時間あるか?」
ある日のこと、たまたま仕事の終わったエリーに、セカンドが話しかけてきた。
その後ろには、ケモ耳が目立つサードの姿も。
「丁度仕事が終わったところだが、何か用か?」
エリーが暇だと伝えると、セカンドは笑みを浮かべる。
そして、サードと顔を見合わせ、
「俺たちと、手合わせをして貰えないか?」
バトルジャンキー的なことを言ってきた。
エリーは暇だと言ってしまっていたので、断ることもできず、
「仕方ないな。良いだろう」
エリーは許可した。
そして、他の仲間と一緒に広い場所に行く。
「それでは、掛かってこい」
エリーは軽く手招きする。
全員がエリーを囲むように構え、
「しっ!」
セカンドがかけだした。
その後、次々と時間差で襲いかかるクラウンの仲間たち。




