表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

160/3881

悪役令嬢、今後の可能性を尋ねる

「ダリージャル。後、どのくらいで50人の人が乗れる船が、作れますかしら?」」


「50人ですか?………そうですね、あと2週間あればできると思います。ただ、」


「ただ?ただ、何ですの」


言いよどむダリージャルに、エリーは何があるのかと尋ねる。

ダリージャルは、言いづらそうな顔をしながら、


「ただ、そこまで行くと、1隻を作るだけでも大量の時間が掛かって、実験にかなり時間が掛かってしまうようになるかと」


「な、なるほど」


エリーは頭を抱える。

それだけ大きなモノを作るとなれば、時間が掛かる。


大きくなれば大きくなるほど、時間は掛かってしまうため、それ以降の進化がいつになるか分からない。

エリーとしては、最低でも100人は乗れるようになってから実用化したかったのだが。


「となると、作業速度の上昇をするしかありませんが」


そこまで言って、エリーは作業しているモノたちを見る。

作業員たちはかなり素速く動いており、これ以上の効率的な動きを求めるのは難しそうである。


「まあ、課題は見えてきましたわね。私もしばらく考えてみますわ」


エリーはそう言って、ダリージャルに、全員分の給料を渡しておく。

そして、家へと帰るのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ