表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

158/3881

悪役令嬢、計画のために実験を繰り返す

誤字報告ありがとうございマッスル。

「それで、ダリージャル。現在はどこまで大型化が進んでいるんですの?」


エリーは、作業員のリーダー、ダリージャルに経過を尋ねる。

ダリージャルは、実験の成果をエリーに報告した。


「まず、一般の船より防水性能を上げることを目指して材質の開発を行っております」


そう言いながら、改良によってできたらしい板に、水を垂らす。

すると、その板は、水をほとんどはじいた。


かけられた板を触ってみても、全く水がしみこんだ様子はなく、上に幾つか水滴が付いていた。


「まあ、材質はそれでいいかも知れませんが、ちゃんと隙間無く敷き詰めることはできますの。それに、大型化するのですから、量産化は?」


エリーの質問に、ダリージャルは暗い顔で首を振った。

まだ材質を作ることに手一杯で、そこまで手が回っていないのだ。


「うぅん。時間が掛かりそうね。人員が足りなさすぎるわ」


エリーは肩を落とす。

そこで、ダリージャルは思い出したように言う。


「人数はそろえられます。貴族様だからって怖がってた仲間たちがまだまだ居ますから。給料も、私たちの分をわけるので心配しなくて大丈夫ですよ」


その言葉にエリーは目を輝かせる。

給料はきちんと払うと言っておき、エリーは働き方など、その後もいろいろなことをダリージャルと話しあった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ