表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

155/3881

悪役令嬢、良い出会い

「エリー。今日は午前中にレール家と、午後にはターリル家と、それぞれ面会があるから」


「……分かりましたわ」


父親の言葉に、エリーは死んだ魚のような目で応える。

エリーにとって、痛々しい告白を毎日のように聞かされるのは、かなりきつかった。


だが、それでも耐えられるのには理由があった。

その理由は、頭の良い人間が相手であれば、


「実は私、領地でこういうことを計画致しておりまして」


「なるほど!是非、俺にも協力させてくれ!」


こういった形で、丸め込めるのだ。

他の領地の協力が得られて、エリーとしてもウハウハである。


因みに、エリーが領地で計画していることは、船関連のことである。

まあ、エリーの管理する漁村には、魚と船以外、あまり強いところがないのだが。


「今日会う両家は、頭が良い人物が多いから、きっと楽なはずだよ」


「まあ。そうなんですの?それは楽しみですわ」


こうして、告白に耐えながらも、エリーは繋がりを作っていくのであった。

それは、村のためなのか、それとも………

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ