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悪役令嬢、どこにいる?
ドォォォォンッ!
大規模な爆発が起こった。
爆発と同時に、セカンドは地下へと突入した。
煙の中、素速く敵を察知して斬り殺していく。
「うわぁぁぁ!!???」
「ぐあぁぁ!!???」
セカンドたちが敵を斬り殺しながら進んでいくと、白衣を着た男性が奥にいた。
白衣の男性に部下たちが襲いかかるが、どうにか白衣の男性は回避した。
「くっ!何者だ!」
「我らはクラウン。全ての闇を飲み込むモノだ」
セカンドは表情を変えずに答える。
答えながらも、シッカリと白衣の男性の挙動を観測した。
「ぐぬぬうっ!本来はこんな失敗作を使うつもりはなかったのだがな!」
憎々しげに呟いて、白衣の男性は小瓶に入った液体を飲んだ。
すると、
「グアアアァァァ!!!!!!!」
「っ!?魔力狂い!?」
部下たちは一斉に飛び退く。
直後、部下たちがいた場所を太い腕が空振りした。
白衣の男性はとても筋肉が付いており、人とは思えない姿をしていた。




