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悪役令嬢、一方的に話す

「このお菓子なんですけど、実は私が管理する領地でとれたモノなんですの。その領地を貰った理由は、王族の皆様とお友達になることが……」


エリーは一方的に話を仕掛ける。

話す話は、明るい話が中心だ。


愚痴などを言うと、あまり良いイメージにはならない。

皆さんも、ずっと愚痴を言い続ける人よりは、いつも楽しい話をしてくる人の方が好感を抱きやすいだろう。


その話を、第2王子以外は楽しそうに聞いている。

自分たちから話そうとはしないが、話に耳を傾けるのはするようだ。


 ーーかなり心を掴むことができたわ。王女様辺りとはお友達になれそうね。

エリーはそう判断する。


「エリー様。申し訳ありませんが、そろそろお時間です」


かなりはなしが盛り上がりを見せたところで、やってきた侍女に話を止められた。

かなり良いところで止められたので、王族たちは不満そうな顔をする。


 ーーつかみはOKね。


「ふふっ。この話の続きは、来週するとしましょう」


エリーはそう言って笑う。

こういうことをすると、次も良い感触で話せるので大切だぞ。

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