悪役令嬢、夢のために
さて、少し話は変わるが、エリーには夢がある。
それは、
ーー闇の組織を作りたい!
という夢。
明日花は闇の組織というモノに憧れを抱いている。
だから、同じ憧れを持っていたゲーム内のエリーが好きだったのだ。
そして、明日花はとてもファンタジーな世界に転生した。
エリーに、チャンスが訪れたのだ!
エリーは闇の組織を作るため、行動を始めた。
彼女は赤子のため、かなりの時間を寝て過ごしているのだが、起きているときには色々と活動をしている。
重要人物の顔を覚えることももちろん活動の1つであり、もう1つ重要だと思って活動していることがある。
それが、
《スキル『魔力感知LV1』を獲得しました》
《スキル『魔力操作LV1』を獲得しました》
魔力を操ることだ。
魔力を上手く扱えるようになれば、必然として強くなることができる、はずだとエリーは考えている。
その考えが間違っているかはともかく、
《スキル『魔力感知LV9』が『魔力感知LVMAX』になりました》
《称号『魔力と共存するモノ』を獲得しました》
《スキル『魔力操作LV9』が『魔力操作LVMAX』になりました》
《称号『魔力を扱うモノ』を獲得しました》




