表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

116/3881

悪役令嬢、火傷蜥蜴のしていることを知る

「加護は平民も貴族も所持率は変わらないですし、平民を大量にさらって付与を続けているんでしょう」


エリーはクアレスのボスの説明を聞き、なぜセカンドたちが攫われたのか理解した。

そして、


 ーー私も闇の加護欲しいわね。

とか、思ったりもした。


「そして、その付与に適合しなかったモノたちが、魔力狂いとなるのです」


その言葉に、隣にいたクラウンの仲間がピクリと反応した。

クラウンのほとんどは、火傷蜥蜴によって、魔力狂いにされてしまったモノたち。


自分たちが魔力狂いにされた理由を知って、怒りを覚えたのだろう。


「なるほど。上手くそれを利用したいな」


エリーはそう呟く。

すると、クアレスのボスはにやりと笑い、


「なら、加護持ちを知っているので、その人物で実験しましょう」


そう提案した。

エリーは。その人物の名を促す。


「その人物は、エリー・ガイア・ハアピ。公爵令嬢で、光の加護と毒の加護の2つを持っているらしいです。2つの加護を持っているのですから、相当頑丈でしょうし、良い実験体になってくれるのではないでしょうか?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ