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悪役令嬢、村から戻る

幾つかお土産を買ったエリーは、そのまま帰路につく。

来た道を同じように引き返し、同じように数時間かけて家に帰り着いた。


「どうだった?」


父親に村の感想を尋ねられる。

エリーは村の光景を思い出しながら、


「かなり落ちていましたから、後は上がるだけ。といったところでしょうか」


自信満々にそう言って、エリーは笑った。

その言葉を聞いた父親も微笑み、他の家族と話しながら去って行った。


そして、夕食を食べたりしていたら、すぐに夜がやってきた。


「あっ!クラウン様!こんばんは!こちら、こないだの」


老婆の家に着くと、メンバーの1人に何かを手渡された。

それは、鳥のような仮面。


エリーはそれを被り、


「ありがとう。……いや。感謝する」


いつものように行った感謝の言葉を、幼子の声とは思えない低い声で否定した。

その仮面は、変声機能が付いており、自由に声の高さなどを変えることができるのだ。


その仮面の目的は、クラウンのボス、ゼロの正体がバレないようにすること。

エリーを守ることが目的なのだ。

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