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悪役令嬢、村長と議論
「さて、もちろんエリー様は私に資金を提供し続けてくださるのですよね?」
村長はあえて見下ろしながらエリーに尋ねる。
だが、エリーは冷たく応えた。
「そう言うなら、あなたの成果を教えてくださるかしら?」
エリーの考え方。
成果主義である。
まあ、本来の成果主義とは少しだけ違うが。
「せ、成果ですと!?平和に治めてきたことが成果ではないのですか!!」
村長は顔を赤くして叫ぶ。
だが、それとは反対にエリーの視線はさらに冷たくなるのだった。
「ふむ。ここの村は周りの村と比べても、明らかに廃れています。どこが平和なのか聞かせていただいても?」
「平和ではないですか!1度も反乱が起きたことはありませんよ!」
「それはそうでしょう。公爵家が、怖いですからね」
エリーは次々と村長の言葉を論破していく。
そこで、村長はこのままではらちがあかないと思い、
「そ、そうだ!成果と言えば、私の父の成果はどうなるのですか!私の父がこの村を作ったのですぞ!」




