表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

子守の唄

作者: 火野莠里

此れは子守の唄と云うものだが、子はなかなかに眠らぬものとして、やさしく歌うものである。大人になれば、眠る恐怖は眠らない恐怖には勝らない。然し子供等にとってしてみれば、眠る恐怖のほうが大きいのである。短い唄を、やさしく、語りかけ、漸く子供等は眠る。



子守の唄


 なよ竹の撓よる坊や 丹の面して眠る

 よんべは恐ろし夢をみて 空も白んでくたびれて

 坊が眠らば鬼が来て紅の花

 坊が眠らばいちもんめ

 なよ竹の撓よる坊や 丹の面して眠る

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ