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プロローグ


魔カ調律師


この世界には魔カの乱れと呼ばれる現象がある。

魔カには流れがありその流れに異変があると魔カの乱れという現象が起こる。この現象が起こると魔物が大量に発生したり植物が育たなくなる。

そしてこの魔カの乱れを調律する魔カ調律師と呼ばれる者がいる。その者達は、極めて数が少ないうえに表舞台に出てくる事が殆どない。故にその存在を知る者も少ない。

しかし存在を知る者は少ないが噂話の様に人々に語られている話があった。


『魔物が大量発生した森から女の人が出てくるのを見たの、その人は武器なんて持っていなかったから驚いたわ。その人を見た後だったかしら?魔物が急に減ったのよ』


『この辺りじゃ見ない男が村に来たな。その時村で作物が育たなくて困ってたんだ。でも男が村に一日だけ泊まって出て行った後に作物が育つ様になったんだ』


『森の植物が育たなくて薬草が取れず困ってたんです。それでも薬草を探していると森でお爺さんを見かけたんです。その人も薬草を探しているのかと思って気にしませんでした。結局その日は薬草を諦めて数日後にまた森に行くと薬草が取れる様になったんです』


これらの噂話には一つだけ共通する事があった。


『そういえば、聴いた事もないとても綺麗な楽器の音を聴いた』



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