なにやら説明されました
これから世界観が少しずつ紹介していきます。
『遥か昔、世界とは神々が創り出したモノ
神が大地を創り植物を創り動物を創った
それらは大地に根付き永劫の安寧をもたらした。
しかし安寧に満足しなかった神々は最後にヒトを創り出したのです。
神々の姿を真似て出来たヒトは多様化していきました。
今は色々な種族に分かれ争いを繰り返してきました。
その争いが何百年と絶えることなく繰り返され、
見かねた神々の1人創世神様が1つの城を創生したのです。
その城は天空の城と呼ばれ人々が住む大陸の中心に現れたのです。
そして創世神様から世界へ神託が啓示されたのです。
【王の間にて待つ】と』
そこまでを一気に告げるとアリスは洋の様子を見ようと視線を虚空から引き戻した。
洋は話を聞き逃さない様に目を瞑り耳を澄まして何か考えている様子だった。
洋は視線を感じ目を開けると、此方を見ているアリスに気づいて恥ずかしそうに頬をポリポリと掻きながらアリスに先を促した。
『その神託の後、大陸の中心に突如として現れた城
にすべての種族は驚き、今まで何百年も続いていた争いを止め城への挑戦が始まりました。』
「そして神屋さんにも挑戦者として選ばれたのです。このような場所にお連れしたのはその為です。り、理解して頂きますたですか?」
せっかくなら最後までどもらずに言って欲しかった…。