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新ダンジョン1階造りに取り掛かっております。

更新遅くてすいません


私たちはマルコ様とゴルド様がお話をされている間にもダンジョンを掘り進めていたり、『魔物部屋』を造っていたりしていました。

魔物部屋は勇者共が必ず通らなければいけない道にある部屋でございます。

そこには強力な魔物を配置するのですが、今回の1階の魔物部屋の設計図には『ボスゴブリン』様を配置するように書かれてありました。

私はボスゴブリン様を呼びに2匹の『ドワーフ』と一緒に魔王城の中にある『森林部屋』まで行きました。


「ピエールさん、ボスゴブリン様って強いんですか?」

「はい、とってもお強い方ですよ。ゴブリン族ながら大魔王様に認められている方ですから」

「へぇ~。どんな方なんだろう」


そんなことを言っているうちに森林部屋に着きました。

その扉は植物のツルなどが生い茂りとても開けられる状態ではありませんでした。


「うーん。どうしましょうか。あなたは魔法を使えますか?」

「炎の超低級魔法ならなんとか……。」

「お願いします。このツルを燃やしてください」

「行きます! ハァ!」


ドワーフが魔法を唱えるとツルがどんどん燃えてゆきあっという間に扉があらわになりました。

私は扉を3回ノックし、開けました。

そこには広大な森林が広がっておりました。


「ど、どなたかいらっしゃいますか? ボスゴブリン様が1階魔物部屋のボスに選ばれました」


森林の中からは返事が返ってきませんでした。

すると私たちの背後からこう声が聞こえました。


「その話、本当か!? ボスゴブリンはオレだ」


そこには小柄で筋肉質な赤いゴブリンが立っていました。

目は鋭く、野ウサギ程度なら睨み殺せるような眼差しでした。


「本当です。一緒に新ダンジョンまで行きましょう」

「ついにゴブリンの時代がきたのか!」

「それならオレの仲間も連れて行こうか! きっと役に立つぞ」

「そうでございますね。お願いします」


私はボスゴンブリン様が連れてきた7匹のゴブリンとドワーフとで新ダンジョンに向かいました。

ダンジョン1階はほぼ完成していました。

あとはモンスターと宝箱、罠の配置だけでした。

ボスゴブリン様は目的地にたどり着くとこう言いました。


「オレがボスゴブリンだ! みんな、よろしくな!」



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