プロローグ
この話は私の趣味です。
どうぞお付き合いください。
シークレットワールドへあなたをご招待!
この『魔王城』には4つの班があります。
1つ目は『ダンジョン開発班』。
これは、勇者共の侵攻を妨げる『ダンジョン』の設計、建造を担当する班です。
2つ目は『魔物育成班』です。
この班では、ダンジョンに配置される『魔物』の世話などを担当します。
3つ目、『魔王城整備班』。
魔王城の点検、清掃をします。
4つ目は『魔物軍』です。
これは、ダンジョンに配置される魔物たちのことです。
魔王城の中にある『ジム』に行ったり、魔物育成班にお世話になったりします。
彼らは勇者と戦うので人気の高い班となっております。
そして、この魔王城、これらの班を束ねられる唯一の存在が『大魔王クルシエル』様です。
初の【マンティコア】からの大魔王様です。
現在、第56代目でございます。
申し遅れました、私はダンジョン開発班に所属しております、【ガーゴイル】の『ピエール』でございます。
これから、ダンジョン開発班の仕組みを説明していきたいと思います。
それぞれの班には班長がいます。
ダンジョン開発班の班長は半人半馬の獣人【ケンタウロス】の『マルコ』様です。
マルコ様は我々のような立場の低い班員に優しく接してくれます。
マルコ様は第57代目魔王候補でございます。
そんなマルコ様が開発したダンジョンは今までで10組のパーティーを全滅させました。
班長の説明はこんなところでいいでしょう。
次、『隊編成』でございます。
それぞれの班には隊のというものが存在します。
ダンジョン開発班の場合ですと、A隊~D隊までございます。
A隊は材料の調達をします。
B隊はダンジョンの設計をします。
C隊はダンジョンを建造します。
D隊はA~C班に指示を出します。
ちなみにマルコ様はD隊の隊長もしてらっしゃいます。
私はD隊です。
隊編成の説明は以上です。
私たちはこんな感じで仕事をしております。
どうでしょうか?
感想、評価お願いします。
更新は『ゴブリンが魔王になる方法』と並行して連載してますので、そちらを優先したいと思います。
2日に1回は更新したいです。