童貞男子、後輩とカラオケに行く
ただいま仕事が終わらず2徹中、きつい、俺しか残ってない、気合入れのエナドリ注入の最悪なループが続いている。「お、おわんねぇ…」『ピコんっ』突然スマホから通知が来た。いらいらしながらスマホを覗くと高木からLI〇Eが来ていた。『先輩今日カラオケ行きません?』と来ていた、こいつふざけてんのか。
俺はいらいらした感情を抑えながら『ごめん、まだ仕事終わってないんだ。』と送信した。ふぅと一息ついてからまた仕事を始めようとしたとき突然着信音が流れた、「もしもし~せんぱぁ~い」「うるせぇんだよばぁあーがよぉお”お”お”お”お”!!!」俺はとっさに叫んでしまった。「まぁまぁ、落ち着いてくださいよぉ、かわいい後輩が先輩の仕事手伝ってあげますよっ!」俺は考えたが、「いや、いいよ、俺の仕事だし、」『バンっ!!』と扉があく音がした。「せんぱぁーい、来ちゃった♡」
その後1時間足らずで二人で仕事を終わらせた。「よし先輩!カラオケ行きますよ!」「わかったよ…」
重たい足を引っ張りながらカラオケに行きなんとか部屋まで行くことができた。「先輩ってカラオケきたら何歌うんですか?」「俺歌苦手、」「うそつけぇぇ!」「うそなんかつかねぇよ」「じゃ僕から歌っちゃおっかな!」「僕、声鳴らしにプ〇キュアとかいれるんですよね」そういうと高木はタブレットで曲を選択し始めた。「よし、先輩のためにいっちょ歌いますか!!」「好きなだけ歌え、俺は寝る、、、」「はぁぁぁいすかぁあああああああい!!!!!!」「うるさ!!!!!!!!」「テンたかぁく♪はばたいいて♪」「うるさい、、、寝れねぇよ…」その後プ〇キュアメドレーを披露した。「あい、先輩の番ですよ!」「ぇ、だから俺歌えないってば!!」「歌わなきゃ酒突っ込みますよ!!!」勝手すぎる…「しゃーねぇな…」『ポチポチ♪』「え、シャイニングスター?」「ただ~風~にゆだねて~何も考えずに~」「え、先輩うめぇ!!!」その後歌い切った後爆睡した。
朝起きると、高木はいなく、机の上にはたくさんの皿と電話が鳴り響いていた。スマホを覗くと10:49カラオケ代約9000円を支払うことになっていた。
「お、おはようございまーす…」空気が最悪な職場に行き今日も、上司に罵声を浴びさせられ始まった。