第512話 協力! スカルスパイダー攻略
召喚士シルベと風人のカザナがスカルスパイダーと対峙していた。
「ガタガタガタガタ」
スカルスパイダーはメタールを踏みつけている。
「誰か! こっちを手伝ってくれ! 巨大なクモと交戦中なんだ!」
シルベが通信専用の召喚陣で皆に伝達する。
「分かったオレが――――」
ロードの声が聞こえた時――ある人物が通信に割って入った。
「オレが向かう! ロードは空を飛ぶ眷属使魔を頼む!」
ハズレが言う。
「分かった。頼まれた」
ロードが返事をした。
ハズレが向かった行く途中、スカルソルジャーの群れに出会った。鞘から剣を引き抜いてオイルを塗り炎の剣を空気摩擦で作り出す。ズバッズバッ、目的はスカルソルジャーの撃破ではなく。一刻も早くスカルスパイダーの元へ行くこと。
数分後、同じくスカルスパイダーの元へと向かったいたメイダー、アニエス、グレイと再び合流する。
「またキミたちか、縁があるな」
ハズレがジョークを言う。
「勘違いなさらず、あなたが行くから助けに行くわけではありませんわ」
アニエスは頬が赤かった。
「無駄口叩かない。相手は眷属使魔、油断すれば殺される」
メイダーが素早く先へ行く。
「皆、頑張ろう」
宇宙人のグレイが言う。
▼ ▼ ▼
ハズレたちはスカルスパイダーの元へやって来ていた。その頃、骨の蜘蛛の足元にはメタールが捕らえられ、風人のカザナと樹人のジンジュが細い骨の郡を対処していた。
「――遅いよ!」
シルベが言う。
「ここに来るまで、スカルソルジャーに出くわしたんだ」
ハズレが言う。
「言い訳なんて見苦しいよ。もういいから戦おう」
「アレが骨で出来た蜘蛛?」
アニエスが口元を隠す。
「早速攻撃する。エルフの矢!」
メイダーがエルフの弓矢でスカルスパイダーを攻撃した。
「これで的は付けましたが、私の弓矢が通用するかどうか……」
「弱気になるな、注意を引いてくれるだけでもありがたいんだ」
「行こう」
グレイが一言いう。
「皆さん死なないで――」
メイダーが言う。
「死なせないよ」
いつでも空間転移がでいるように杖を構える召喚士のシルベ。
ジンジュは腕の根っこでスパイダーの口から出た。白い細い骨を絡め取り留める。カザナは風の刃で徐々に骨に切り込みを入れていく。
その時、スカルスパイダーの身体が起き上がった。腹の穴から骨の網を繰り出してきた。二人共捕らえられた。
「召喚転移」
シルベの一言で、骨の網にかかった二人が助かる。
「な、なんだ!?」「びっくりした!」
「大丈夫ーー二人共」
シルベが声を掛ける。
その時だった。スカルスパイダーの腹から複数の骨を剣を吐き出して、ジンジュとカザナを襲った。その命を救ったのがハズレだった。剣でガキキンと弾いていく。
「状況説明」
ハズレが助けた二人に訊く。
「口と腹から骨を出して来る」「メタールを動かしたくないらしいからあそこから動かない」
ジンジュとカザナは答える。
「アニエス! グレイ! 縛り上げてくれ!」
ハズレが指示を出す。
「わかりましたわ」
両腕の腕輪をスネイクウィップに変化させる。グレイは指を伸ばして縛り上げる。
しかし、縛り上げたはいいものの二人共、スカルスパイダーの力に引きずられていく。
「お、重い」
アニエスが非力ながら頑張る。
「――早く」
グレイもいっぱいいっぱいだった。
ハズレはスカルスパイダーに向かって行った。その時スカルスパイダーは口から細長い骨を繰り出した。
ガキキキキキンとハズレが骨をはじき、弾かれた骨は地面を刺していく。
この時、
(おいおい、自分から動きが制限されてるぞ)
ハズレは分析した。
今度は腹から骨の網を繰り出してきたが、火薬玉を投げたハズレはドカーンと網を爆散させた。
その爆発がスカルスパイダーの腹をも抉り取り、中の核を露出させた。
「運がいい」
ハズレは一層、早く走った。しかしスカルスパイダーは腹部を身体を伏せることで隠した。
さらにハズレとの間合いが縮まったことで、細い骨の射程はにないに来た。
この時、
(やべ死ぬかも――)
ハズレは刹那の瞬間そう思った。
その瞬間、スパイダーが口から骨を出す瞬間、顔が爆発した。
「「「――――!?」」」
皆がその爆発に驚いた。
「遅いって……」
シルベが援護者に言う。
「発信機を付けて――即爆発。若いの今だ!」
登場したの発信機の秘宝玉の所有者ギネが現れた。
「助かった――」
ハズレはスカルスパイダーの顔を踏みつけ、胴体に飛び移る。そしてオイル一瓶を開けて背中のドクロの集まったカ所に掛けていく。そしてオイルに炎の剣を振れさせると火柱が上がった。オイルはドクロの内側へと滑り込む。
この時、
(これで核ごとこいつを燃やせる)
ハズレが仕事終わりの様にスカルスパイダーから降りる。
アニエスのスネイクウィップとグレイの指とメイダーの樹人動とギネの爆散が無ければハズレは死んでいたかもしれなかった。
核に炎が触れているのか苦しみだすスカルスパイダー、やがて動かなくなっていった。
「召喚しようかと思ったよ」
シルベが言う。
「それにしては反応遅くない? 危うく死にかけたさ」
ハズレたちが一息つく。しかし、戦いはまだ続いている。




