第508話 ロード隊VSスカルソルジャー軍
ロード隊はスカルソルジャーの軍勢と戦をしていた。
「グローブパンチ!」
ヴァーエンが手袋に貼ったシールの効果でボクシング用のグローブで攻撃していた。
スカルソルジャーは骨がバラバラになって倒された。かに見えた。
スカルソルジャーの骨は再び組み立てられ元の兵士の姿に戻っていく。
「どういうことだ? 何故倒したはずのスカルソルジャーがよみがえる?」
その光景を目撃したロードが言う。
「きっと完全に骨を砕かないとダメなんだ!」
ロードに言葉を投げかけたのは岩石人のゴンガ。その岩の拳でスカルソルジャーをのあばら骨を砕いていく。
「ちっ! そんなのありかよ! 砕かないと一生よみがえり続けるのか!?」
ヴァーエンが爆弾のシールで手に爆弾を出現させ投げる。そして爆発しスカルソルジャーを撃破する。
「こうすればいいだろう!」
地底人のモンカミが穴を掘ってスカルソルジャーの下半身を穴に引き込む。
「今だ! てやああああああああああああああああああ!!」
グルングルンとハンマーを振り回して下半身の埋まったスカルソルジャーの上半身を砕いていく。
「いいじゃねーか、テメーらのコンビネーション!」
グラスが褒める。
「エルフの矢!」
メイダーが弓矢を射出する。その軌道は既に的にしたスカルソルジャーに向かう。だが刺さりはしたもののスカルソルジャーを倒すことは出来なかった。
「はぁーーーー!!」
ハズレが炎の剣でメイダーに迫るスカルソルジャーを退けた。
「ハズレさん」
「弓矢じゃキツイだろ、援護するさ!」
しかし、ハズレとメイダーはスカルソルジャーに囲まれていた。
そこに無数の指の触手と、アビリティーアクセサリーのムチでスカルソルジャーを縛り投げ払う者たちがいた。
「グレイ! アニエス! そいつらは骨を砕かないと再生する!」
「知ってる。お前の援護する」
「近づく敵は薙ぎ払うから、あなたお得意の爆発で一掃しちゃって……」
「――分かった」
ハズレはマッチ棒と火薬玉を取り出す。そして爆発させてスカルソルジャーを撃退した。
「はぁーーーーーー!!」
翼人のネバーロングが空から羽の攻撃をしていたが、まったくスカルソルジャーに影響はなかった。
「妖術……女々しい吹雪」
ユキメが口から息を吐いて吹雪を起こした。そして進行してきたスカルソルジャーを凍らせていく。
「さぁ、皆さん凍っている今がチャンスです」
「「「食らえ!」」」
昆虫人のビートルが自慢の腕の鎌で、怪人のアーティモリが硬化可能な鈍器のマントで、格闘女性のソンがその体術で、半魚人のフィルスの鱗を飛ばす攻撃で、スカルソルジャーを砕いていった。
「帯電完了! 放電開始!」
鬼人のデガラが頭の三本角から放電した。それがスカルソルジャーに命中するもまったく効果はなかった。
そこに隙を見たスカルソルジャーがデガラを襲おうとした時、ドノミが鉄棒でスカルソルジャーを叩き砕いた。
「サンキュ!」
「どういたしまして」
「さぁさぁ――やって来たぜ俺の出番! ついにこの呪文を唱える時が来た! ダークオブファイナル!」
大きな爆発があったが、別にスカルソルジャーに大したダメージはなく。進行してきた。
「どいてくれ僕の出番だ! 聖域を犯し者たちよ。神の裁きに触れるがいい――聖法第13条賢者の知識! 第47項小さな籠の魔物たち」
横から入って来た聖職者セイジが聖法を唱えた。光の籠の中に数十体ものスカルソルジャーを捕えた。
「誰か手を貸して!」
「わしがやろう! はぁーー気功流――気功弾!」
フンカーが手から気を放ち、籠の中のスカルソルジャーを一掃させた。
「ちっ、やってもやってもキリがないぜ、こいつら何体居やがるんだ!?」
足の速さと爪の威力で戦っていたヤドリックが言う。
「わしに溶かせないものなどない」
骨の剣が突き刺さってもピンピンし、更にスカルソルジャーの頭を手で掴み取って溶かしていく溶岩人マグマンだった。
「おらぁーーーー!!」
巨大化したオオヅチがスカルソルジャーを踏みつぶしていく。
「ロケットランチャー!」
義手の砲身から誘導ミサイルを発射するターカウス。
「たぁーーーー!」
鎧のマスクを被ったイロヨがスカルソルジャーと戦う。
「うらぁーーーー!」
化物のマスクを被ったノモケバがスカルソルジャーと戦う。
「うおーーーー!!」
目出し帽を被ったトニーがアサルトライフル片手にスカルソルジャーに弾を撃ち込んで行く。
「真剣……一刀両断!」
上段の構えから刀を振り下ろすムサロウが、地面ごとスカルソルジャーを切り裂く斬撃を放つ。
「よし、いい調子だ! このまま押し切って――――」
ロードが皆の士気を高めようとした時――
「ロード! ロード! まずい援軍!」
近くで戦っていたスワンが言う。
ロードはスワンの指差す方向を見た。数にして千はくだらないスカルソルジャーの軍を見た。
そして、先頭を動く異形な骨の魔物たち三体に目が行く。
「アレがボランデスカールの眷属使魔だよ」
シルベが迫りくる脅威を口にした。
(今でさえ苦労してスカルソルジャーを倒しているのに、1000体の増援それに加えて眷属使魔だと――)
ロードの心中は緊張感に支配されていた。




