表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
505/942

第505話 部隊の参加者はハオストラ武闘大会出場者の面々

 夜のホーウッド・小さな受付。


(オレとシルベとギネさんとメイビスさんか……)

(そしてライズさんとザイスとブケンが同じ隊で……)

(総隊長のアマジャーさんとマーマルさんとカナミさんが同じ隊か……)

(そしてミハニーツは単独行動、大丈夫だろうか……)


 ロードは一人思い耽る。


「ロードさんそろそろ始めましょう……」


 背後にいたドノミが言う。


「ああ、そうだな。何のサインだっけ?」


 ロードが訊く。


「対魔物戦闘時における死亡許可書です。この契約書がある限り魔物と戦って亡くなったりしても、個人の責任になるんです」


「そんな物騒な契約書なのか!?」


「皆さん覚悟決めてこの戦いに参加するんですよ。ここで拒否したら皆さんの覚悟をむげにします。共に戦う戦士としてロードさんは顔合わせをして下さい」


「ああ、そうだな。オレたちは覚悟を決めて大魔王と戦うんだ」


「では幕を引きます。言語の通じない相手でしたら私が通訳しますので……」


 ドノミがロードの目の前の幕をひもを引っ張って開く。


「うわっ! びっくりした!」


 まず最初に目に飛び込んできたのはヴァーエンだった。


「ヴァーエンか……戦いに参加するならここにサインを」


 ロードが受付役で、ヴァーエンの後方にはロードの部隊総勢約500名が行列で構ていた。


「名前だけでいいのか……よろしくな」


「ああ、よろしく」


 ロードとヴァーエンは軽く会話する。


「では、次の方~~」


 ドノミが呼び込む。


「ヤドリックだ。魔物討伐協力させてもらうぜ」


「キミはブケンと試合してた……えっと……」


「獣人族だよろしく頼むぜリーダーさん」


 ヤドリックがサインする。


「次の方~~」


「メイダーです。よろしくお願いします」


「ああ、弓使いだっけ、耳が特徴的だけど……」


「これはエルフ特有の耳の形」


 メイダーはサインし終わる。


「では次の方~~」


「モンカミだ」


「あなたはグラスと試合していた地底人だっけ?」


「そうだ。その男、優勝者の仲間だと本人から聞いたが本当か?」


「ああ本当だ。よろしくな」


「よろしく」


 モンカミがサインし終わる。


「では次の方~~」


「優勝者、ゴンガだ覚えているか?」


「ああ、岩石人のゴンガさんだろ?」


「覚えていたか、ここにサインか?」


「名前を書くだけだから簡単だろう?」


「そうだな。オレの命預けるぞ」


「わかってる」


 ゴンガはサインし終わった。


「では次の方~~」


「うす」


「溶岩人のマグマンさんか?」


「いかにもここに名を連ねればよいのだな」


「ああ、よろしく」


 マグマンがサインし終わる。


「では次の方~~」


「半魚人のフィルスさんか!」


「今回は同じチームみたいだな優勝者」


「今度は魔物相手だが戦えますか?」


「舐めるなよ。オレも本気を出していないんだ」


 フィルスがサインし終わる。


「では次の方~~」


「優勝者がリーダーとは光栄だな」


「翼人のネバーロングさんですか」


「ここにサインだな」


「はい」


 ネバーロングがサインし終わる。


「では次の方~~」


「ドワーフ族のグロックだ。優勝者」


「試合見てましたよ」


「一回戦落ちのオレだ。情けないだろうが今回は役に立つぞ」


 グロックがサインし終わる。


「では次の方~~」


「やぁロードくん」


「セイジくんか、ここに名前を」


「分かった」


 セイジがサインし終わる。


「では次の方~~」


「えっとソンです。覚えていますか優勝者様」


「ああ、オレがサインをあげた子だろう?」


「覚えていただき光栄です。若輩者ながら一生懸命頑張ります」


 ソンがサインし終わる。


「では次の方~~」


「オオヅチだ」


「ああ、巨人族の……お久しぶりです」


「うむここに名前を書くだけか?」


「はい、今回は大いに暴れてください」


「無論だ」


 オオヅチがサインし終わる。


「では次の方~~」


「昆虫人、ビートルだ」


「ここにサインをお願いします」


「わかった」


 ビートルがサインし終わる。


「では次の方~~」


「吾輩の番か……」


「怪人のアーティモリさん。あなたもこの異世界に?」


「うむ呼ばれて助けを請われた。ここに自分の名をサインだな?」


「はい」


 アーティモリがサインし終わる。


「では次の方~~」


「オレは最強の存在悪魔デモン」


「ここにサインを……」


「えっと最強の存在悪魔デモンっと、これでいいか?」


「いいと思う」


 デモンがサインし終わる。


「では次の方~~」


「優勝者、同じ部隊で戦えて、光栄」


「異世界宇宙人のグレイさんか……ハズレとの試合見てましたよ」


「今度は役に立って見せる」


 グレイがサインし終わる。


「では次の方~~」


「雪女のユキメです。お久しぶり優勝者さん」


「ああ久しぶり、戦いに参加するならここにサインを……」


「なにとぞ良しなに」


 ユキメがサインし終わる。


「では次の方~~」


「鬼人のデガラだ。よろしくな」


「ああ、ライズさんの試合の活躍期待してます」


「おう、任せろ」


 デガラはサインし終わる。


「では次の方~~」


「アビリティアクセサリーの使い手アニエスと申します」


「ハズレの言ってた不思議な力を持つアクセサリーか」


「優勝者様にお会いできて光栄ですわ。パーティーは楽しいものでした」


 アニエスがサインし終わる。


「では次の方~~」


「イロヨだよろしくな」


 鎧マスクのイロヨがサインし終わる。


「では次の方~~」


「ノモケバだ大会のような失態はせんぞ」


 化物マスクのノモケバがサインし終わる。


「では次の方~~」


「トニーだよろしく」


 目出し帽のトニーがサインし終わる。


「では次の方~~」


「サイボーグのターカウスだ」


「あなたも呼ばれていたんだ……活躍に期待してます」


「うむ」


 ターカウスがサインし終わる。


「では次の方~~」


「フンカーじゃよろしくのう。優勝者」


「ブケンといい戦いをしたお爺さん」


「ほ~~あやつを知っておるのか?」


「仲間です」


「そうかそうか、こりゃ気合を入れて戦いぶりを見せんとな……でどこにサインすればいいのだ」


「ここです」


 フンカーがサインし終わる。


「では次の方~~」


「武士のムサロウだ」


「お久しぶりですパーティー以来ですね」


「うむ、ここにサインだな」


 ムサロウがサインし終わる。


 ロードは同じ部隊の面々と少しばかりの話をしていくのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ