みんなダンジョンに興味があるみたい
さてとりあえずあのダンジョンをどうするか考えないとな。
「よっ、響」
「ん?ああなんだ魁斗かどうした?」
「いや、お前がなんか考え込んでるみたいだったからな」
「ああダンジョンについてチョットな。」
「あああれか〜いや〜ダンジョンとか興奮するよな、おっそろそろクラスに着くぞ」
今話していたのが九条魁斗ガタイがよく体育の授業だけはいつも好成績なんだがその他は壊滅している。
「は〜疲れた」
「どうしたんですか?」
「ああ、蘭城さん朝のことでチョットね」
彼女は蘭城瑞樹さんクラス委員長でいつも先生の仕事を手伝っている。
「朝というとダンジョンのことでしょうか」
「うん、なんかみんな浮かれているみたいで」
「やっぱり危ないんでしょうか?」
「うん、危ないんじゃないかな」
「どうしてですか?」
「やっぱり今朝のニュースで言ってた様に危険な未確認生命体がいるからかな?」
暫く喋っていると担任が入ってきた。
「ほら、お前ら全員早く席に付け、ホームルームを始めるぞ」
担任が来たことで喋っていたクラスメート達も慌てて席に付く。
「まず初めに、今朝の政府の発表だがダンジョンが出現したのは事実だ、だがそんなこと気にせず授業受けてほしい。それから最後に今日は臨時に全校集会を開くそうだ、5時限目が終わり次第体育館に移動だ」
「ダンジョンのことがわかったんですか?」
「いや、なにもわからないそうだ」
「「「え〜」」」
キン〜コン〜カン〜コン〜
「時間が来たな、これでホームルームは終了だ」
結局全校集会もダンジョン入らない様しろと言われただけだった。
さて、このダンジョンをどうするしようか。
よし!一回入ってみるか最悪すぐ引き返せばいいからな。
さて、そうとなるといろいろ準備しないとな。