表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/7

第7話 悪役令嬢

お久し振りです

遅くなりました

次は早く書けるように頑張ります

ああ、気持ち悪い

濃い香水の匂いと目の前の女見ているだけで吐きそう

そういえばこの女は僕より年上みたいだね

なら、遠慮はいらないよね


「リリス嬢、僕はまだ名前で呼んでいいと言っておりませんよ」


「え、ごめんなさい。殿下」


と言いながら僕に近づいて来る

僕はこの女が1歩近づくと1歩下がるを3回程繰り返す


「リリス嬢、貴女は何処の家の出ですか?挨拶はともかく…言葉遣いや動作が見るに耐えません。貴族としての自覚はお有りですか?」


これ以上近づかれると本当に嫌なので言葉で突き放す

いや、本当にキツいんだよ、この香水の匂い


「ごめ、申し訳御座いません。殿下」


持ち直したか…

もう面倒だしこの女と父様に言ってしまおうかな


「僕は貴女のような方、大っ嫌いなんです。あと父様、僕は誰とも結婚するつもりはありませんよ。この体ですしね…」


今死んでもおかしくない体なんだよ、父様


「…ティア「婚約破棄よろしくお願いしますね」


僕は何かを言おうとした父様の言葉を遮り言う

今度はしっかりと頷いてくれた


「さて、父様今日はいつですか?」


「…き、今日は華の月の3だ。お前の誕生日の1週間前だな」


突然だけどこの世界では1週間は5日、月は10ヶ月、1ヶ月は20日間、1年は200日と日本に比べてとても少ない

週は火、水、風、光、闇という順番で月は夢森、華、緑風、水望、無昼、紅里、化奉、日氷、雪果、無夜という順番になってる

無昼と無夜は他の月は2ヶ月ずつなのに1ヶ月しかなく無昼は名前の通りは昼が無く、無夜は夜が無い、不思議な場所なんだよね


「そうですか。ありがとうございます。父様、出掛けてきても宜しいでしょうか?」


「何をしに行くのだ?」


「ただの買い物です。お金は金貨を2枚ほど貸してください」


この国では鉄貨→銅貨→銀貨→金貨→白金貨という順番で貨幣の価値が上がり、鉄貨1枚を1セラ、銅貨1枚を10セラ、銀貨1枚を100セラ、金貨1枚を10000セラ、白金貨1枚を1000000セラとなっていたよ


「金貨2枚で足りるのか?」


さすが国王、金銭感覚が微妙に(?)おかしいね


「はい」


「分かった。なら、レスを連れて行け」


と宰相を指差した

言い忘れてたけど宰相の名前はレスクレイ・バートナーだよ


「承知しました。ならば、陛下はしっかりと、しっかりと執務を全うしていて下さいね」


あ、しっかりとって2回言ったね


「あ、ああ」


「では行きましょうか、王子(・・)


嫌味なのかな

宰相は僕の事嫌いみたいだね

僕にとっちゃ嫌味なんてどうってことないんだけどね

元の世界で言われ慣れてるから







気長に待っていて欲しいです

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ