第1話 申し訳ありません
明日から学校で宿題もしっかりと終わった訳ではないが後悔はしていない
高校受験は面倒
理科と社会が…
これからよろしくお願いします
「ま、誠に申し訳ありませんでした!!!」
今、俺 黒条神夜の目の前で30代前後と思われる男が土下座をしていた
何故こうなっているかというと数分前にこいつが俺を殺したことから始まる
俺は学校への道を一人でゆっくりと歩いていた
そして、信号が赤だったので信号が青に変わるまで待った
信号が変わったので渡っていたら空から何かが落っこちてきた
ここからが本題である
何が落っこちてきたと思う?
本だ
“アカシックレコード”と言う名のとても分厚い本だ
俺はそれが頭に見事に当たり死んでしまったのである
それを俺に落としてきたのがこの神なのである
「…黒条殿?」
話しかけてきやがった
「……なぁ、神様(笑)俺を甦らせることは出来ないんだよな?」
俺はとても低い声で言う
「で、出来ません。しかし、異世界に転生させることは出来ます」
「へぇ…」
「その世界では魔法も日本では伝説上の生き物もいます」
面白そうだな
「俺をそこにいますぐ転生させろ」
「は、はい。しかしながら黒条殿がそのまま異世界に渡れば確実に死にます。なので本当は駄目なのですが貴方に能力を授け…与え…差し上げます」
こいつ、俺の事殺しておきながら上から物言おうとしたな
「どんな能力がいいですか?5つ迄ならいいです」
あぁ?
「いえ、差し上げます」
「役に立つものを」
「分かりました。では、転生先で確認してください」
そうして俺は異世界に転生した
転生先で俺は恥ずかしい目にあった
生まれてきたときは誰しも赤ん坊である
それを俺は忘れていた…訳ではないのだが失念していた
という訳でそこら辺は飛ばさせてもらう
転生した先では僕は双子の兄弟の弟として生まれた
王の末息子として
そして双子の兄以外にも兄弟がいる
他に血が繋がっているのは第1王子だけである
血が繋がらないのが側室1の子供である第2、第3王子と第1王女
そして側室2の子供である第2王女である
そして僕はあの時5つの能力を神に任せたことをものすごく後悔している
まずは僕のステータスを見てくれ
*ティアシェ・ルナ・ヴァーミリア*
ーステータスー
Lv.2
年齢:3
性別:男
体力:5
魔力:250000
力 :10
防御:6
知力:285
ースキルー
『全言語理解』『魔眼』『鑑定』『隠蔽』『創造』『全属性魔法』
ー称号ー
『異世界からの転生者』
ー備考ー
『創造神の加護』『死神の加護』『輪廻転生神の加護』
ー状態ー
不治の病 ----
まずスキルが1個多い
次に異常な魔力量と加護は何なんだ
まあ、1番の問題は不治の病だ
治ることのない病なんぞ僕にかけおってあの神絶対許さない
おかげで家族から体が弱い事をものすごく心配させてしまっている
あいつマジ次会ったら覚えとけよ
後、----ってなんだ
バグなのか?
「ティアシェどうしたんだい?」
「兄様…」
あ、兄様だ
「また、具合が悪いのかい?」
「いいえ。今日はいつもより調子はいいです」
また、心配かけてしまった
「そう?なら、今日はリオウも連れて裏庭に行こうか?」
「はい」
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