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其の参拾弐:お祭り騒ぎはばか騒ぎ・前編

そういや、もうすぐ夏休み

宿題うざくないですか?

うざくない、と言ったあなたとは友達にはなれません

どうも、 日増しに暑くなる日々をお過ごしの皆様、 このくそ暑い毎日をどうお過ごしでしょうか

久々に話をさせていただきます凰輝です


「凰輝〜! 早く早く!! 」

「兄貴ぃ〜♪あれやりたい♪」


騒いでいるのは悪魔2人

今、 玉藻神社での祭りに参加しております

一応4人とも着物です


…………疲れた

元の口調に戻るか


神の2人はワタアメを与えて、 大人しくしている


「もう1個食べていいですか? 」

「♪〜♪〜」


2人とも幸せそうだ

たまにはこんな日があってもいいよな………

とでも言うとでも思ったか……ククククク…♪


「なんなのその邪悪な笑みは……? 」

「おや、 紗じゃないか♪どうしたんだい? 」

「…なんでそんなに上機嫌なんですか……? 」

「おや、 青葉も♪2人ともなんで巫女服でどうしたんだい? 」


紗だけでなく青葉も巫女服、 かえって新鮮だけど十字架は外した方がいいと思うのは俺だけではないはず

周りの奴らが殺気じみた視線を送ってくるのは気のせいではない

6人の美女に囲まれているからなぁ………ククク♪

悔しかったら俺みたいにモテてみな、 バーカ


「今日は青葉ちゃんと一緒に演舞をするから」

「演舞? 」

「そうか、 今年から青葉がパートナーか」

「パートナー? …なんのことですか? 」

「演舞のパートナー

玉藻神社の演舞は2人でするからな」

『へ〜〜…』

「………」


バキッ! どかっ! ゴキッ! もりっ!


『ふぎゃ!? 』

「内心『どうでもいい』って思っていたろ」

「さすが兄貴♪よく分かったね♪」

『……ごめんなさい…』

「……まぁ午後8時に始めるから見に来てね」


そう言って紗と青葉は去っていく


「……あれ? 青葉さんは今年からって言ってましたよね? じゃあ去年までは誰だったんですか? 」


スチルの質問はもっともだ

だから、 俺は誠実に答える


「俺だ」

『………え? えぇぇえぇえぇぇぇえぇぇえぇぇぇぇえぇぇえ!?!? 』

『…なっ…なにぃいぃぃいぃぃぃぃいぃぃぃいぃぃいぃぃぃい!?!?!?!? 』


俺の答えに驚く4人と周りの連中

さすがに俺も周りの反応には驚いた

で、 そのあとの周りの言葉は凄かった


「…まじかよ……」

「……俺ファンだったのに…」

「俺なんてファンクラブ入ってたんだぜ………」

「…ファンクラブできてたんだ……」

「…凰輝さん女装似合ってたんだ…」

「……そもそもなんで女装なんてしてたんだ…? 」


それぞれの反応に内心ほくそ笑む俺

また1つ人々の夢を壊したか……


………あれ? 紗? なにしにきたんだ?


「凰輝、 久しぶりに女装してみる? 」

「……まぁ、 いいけどな…」


こいつらにもついでに見せてやりてぇし


そのまま神社の裏へ……




神社裏で俺はカツラを被り、 化粧、 変装をして…………


「出来上がりっと」

『……………』


さすがに無言の面々

最初に口を開いたのはスチルだった


「私より女っぽい……」


さいでっか


「兄貴綺麗……」


嬉しいねぇ


「…今度アタシに化粧の仕方を教えてくれ…」

「いつでもどうぞ」

「…………」


雷華は無言

………そろそろ女装をとくか…

そもそもあんまり化粧なんて好きじゃないし


お?

演舞の話は次話か

……早い話がネタ切れか

頼りないなぁ…ダメ作者が


実は、うちの学校

宿題に読書感想文があるんです

書いたり、読んだりするのは好きなんだけど…

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