其の弐拾壱:これが何気ない朝だと彼女は悟る
サブタイトルとあんまりあってないかも…
まあいいや(よくない)
「………いったぁ…」
突然の痛みに私、雷華は目を覚ました
見ればレナートが私のお腹を蹴っていました……
他の二人も同じ様な被害に………うっわぁ……
フィアは私と同じ様に蹴られてました
お腹ではなくて顔面ですが
「○▼◎□▲★$*&◇〒※♀#%†ヱ‡〜」
すっごく悶えてます。
というか呻き声凄まじいなぁ……
どんな夢を見ているんだろう……? 気になります……
スチルさんは………枕にされています
お腹に頭を置かれています
「う〜う〜」
冷や汗ダラダラ流しながら呻いています
コッチはどんな悪夢を……
「ん〜♪む〜? ん〜♪」
三人を下にして一人だけ幸せそうに寝ているレナート
なんか腹立つなぁ……
あ、凰輝さん
………って
「Geeeeeeet uuuup♪ 」
「起きています!! 私は起きています!! 」
バキャ!! グシャ!! メキャ!! バキッ!!
『ふぎゃあぁあぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁ!?!?!? 』
「HAHAHA♪いい悲鳴だ♪」
ひ、ひどい…
鬼だよ…この人…
「起きろやコラ」
『は、 はひ………』
とりあえず起きました
「朝飯出来てるぞ」
『は〜い♪』
朝御飯だぁ〜♪
〜〜wait a minute〜〜
『いただきまぁ〜す♪』
「いただきます」
今日の朝御飯は〜♪
白米に〜♪お魚に〜♪お味噌汁〜♪
いただきまぁ〜す♪
パクッ…
………………………………………………………………
『!?!?!?!? 』
「♪〜」
「HAHAHAいい悲鳴だ〜♪」
「二度目だぞ…それ……」
かりゃ!? かりゃ!? かりゃい!?
〈本当は『辛!? 辛!? 辛い!? 』って言おうとしているんだよん☆by作者〉
「タバスコたっぷり入れてやったから♪」
「たへ!? 食へもにょにいたしゅりゃしないでくりゃちゃい!! 」
〈スチルがなんと言おうとしているか、 当ててみよう♪by作者〉
「あはは〜♪スチルったら何を言っているのかな♪」
「タバスコを直接入れたら分かるんじゃないかなぁ〜?」
「ふにゃ!? やめっ!! やみゅ!! やめ…ふみゃぁあぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁ!!!! 」
スチルさぁあぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁん!!!!
〜〜朝食終了☆〜〜
「ひたたたた……」
「だ、大丈夫ですか…? 」
「全然……」
大変ですね………
まぁ今回は私じゃなくて良かった♪
「雷華〜貴女もしかして『私じゃなくて良かった♪』とでも思っていた……? 」
ぎっくぅ!!!!
「……ソ、 ソンナコトナイデスヨ……? 」
『嘘丸出しじゃん』
ば、 バレたぁ………
「HAHAHA♪じゃあ雷華も同じ様な目に合うか☆」
え? なに? その唐辛子……
って、 フィアにレナート!?何で私の体を押さえて…
え? やめ………
ふぎゃあぁあぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁあぁ!!!!!!!!
「あぁ…憐れ…」