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其の弐拾:魔王降臨?それでも彼には関係ナシ

気がつけばもう20話

それなのに感想があまり来ない…

感想ください


あと今回から新キャラ(魔王)追加です

〜〜魔界〜〜


「ちゃお☆」

≪…独りでやってて淋しくないか……? ≫


………はじめまして…とでも言おうかな

邪神王…と人は呼ぶ

あ、 邪神王っていうのは神界での唯一神帝みたいなものだ

で、 今俺がテレパシーで話しかけているのが『闇魔王』レナート………の筈なのだが……


≪…第一何だよその挨拶は……≫

「あ♪邪神王、 ちゃお☆」

≪ちゃお☆じゃねぇよ≫

「じゃあチャオ☆」

≪カタカナにするなよ

しても大して意味ねぇよ≫


………ハァ…

外見は肩より伸びた金の髪

服装は袖無しジャケットに短いスカートとアレだが

身長はスラリと高く、 それに体格も『美しい』の一言に限る

だが何故性格がこんなに子供っぽいんだ………?

ん〜


「ねぇねぇ邪神王♪」

≪♪を付けるな♪を≫

「私も第三青界に行きたい☆」

≪………何でだ? ≫


コイツは450年前に一度行っているはずだぞ

更に☆も付けるな

ふと、第三青界が映し出されている水晶を見つめる

すると、 『地球』という星で神の類いを見つける

………おい…コイツって………


≪……スチル…? ≫

「懐かしい☆もう一度会いたいなぁ♪」

≪……………≫


スチルもレナートと同じ頃、 修行に来ていた筈

何故…? 偵察か…?

確かにこの第三青界にある星の一つ、 『地球』は近頃凄まじい発展を見せている

向こうも気を付けているのか………?


〈本当は唯一神帝の気紛れなのだが、 そんなことを露知らない邪神王

………面白そうだから内緒な♪by作者〉


≪ん〜……でもなぁ≫

「え〜☆いいじゃんいいじゃん☆」

≪お前に任せていいのか…≫

「……何のことかな? かな? 」

≪…何なんだよそれ……≫

「『ひ〇らしのなく頃に』の竜宮〇ナだよ♪だよ♪」

≪……はぁ…!? ≫


〈ひ〇らしのなく頃に――竜騎〇07が作り出した同人ノベルゲーム

凄まじいヒットをみせ、ゲームやTVにも進出した

最近では映画化したが……作者はまだ見ていない、というより見る気ない

原作最高

因みに竜騎〇07の最新作は『うみね〇のなく頃に』 by作者〉


≪…何なんだよ…さっきのは…? ≫

「気ニシナ〜イ♪」

≪………パクッてんじゃねぇよ!!!! ≫


怒られる!! コ〇コロさんに怒られるから!!


「というワケで送って♪」

≪あぁ、 ドコにでも行け≫


シュパン!!


彼女を送るついでに俺も第三青界に向けてテレポーションする

コイツ一人に任せられるかよ


〜〜第三青界〜〜


「………ファル〇ンキック!! 」

「あぁ!? 」

「今だ!! 回転〇り!! 」

「あぁ!? ピカチ〇ウ!!! 」

「貰ったぁ!! 」

「お、やるな」


あ、 お久し振りです

スチルです

え?今何しているんだって?

大〇闘・スマッシュブラ〇ーズDXっていうゲームだそうです

う〜ん、 中々楽しいですね。これ

因みに選択キャラクターは私がミュ〇ツー、 凰輝さんがファル〇ン、 雷華がピカチ〇ウ、 フィアがリン〇だそうです


「ハハハ!! のんびり解説している暇はないぞ? ファル〇ンナックル!! 」

「うわぁ!? 」

「スマッシュ〇段斬り!! 」

「隠すところ全然違いますよ!! ってわぁ! ?」

「甘いんだよ!! 」




………結果発表〜

1位 凰輝さん

2位 フィア

3位 私

4位 雷華


「10回連続だな」


えぇそのとおりなんですよ。

10回連続で雷華が最下位になっているんです


「あ、 次変わって☆」

「あ、 はい………ってあれ? 」

『……………』


……………あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、


「ファル〇ンキック!! 」


ドカァ!!


「あうっ!? 」

「あぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁ!?!?!? 」

「フェ!? 」

「な、 なんなんだよ、 いきなり!! 」

「知り合いか? 」

「え、 えぇ…まぁ…」


何でコイツがココにいるんですか!?


「……というわけ、 預かってくれ」

「ん、 いいぞ」

「話を勝手に進めないでください!! 」


いつの間に!?

しかも、 ココに置いておくんですか!?




〜〜wait a minute〜〜


「…それは又大変な……」

「………まぁなんとかなってくれるはずですよ…」

「♪」


全く、 勝手に凰輝さんの家に住むことが決まったレナートは勝手に煎餅を食べている


だから、


「人のモノ勝手に食べているんじゃねぇよ」


ドカァ!!


「!? ゲフゲフ…!! …」


こうして凰輝さんが怒るのももっともで……


「というわけでこれからお前ら全員で一緒の部屋で雑魚寝な」

「どういうワケだよ」

「だよ☆」


………………え?

……………今なんて?

………………同じ部屋で…?


「嫌です! 絶対嫌です!!! 」

「え!? なんでですか? 」

「レナートは寝相が悪すぎるんです!! 」

「文句言わな〜い」

「え!? ですが!! 」

「IUNA☆」

「はい……」


怖いです……笑顔で殺気出さないでください……

ほら、 他の皆も怯えて……

いませんね一人だけですが


「凄い!! どうやってするの!? 」


言わずもがなレナート

期待に目を輝かせないでください……


「いいか? 外見では笑顔を保ちつつ、 心の奥底では『コイツなに考えとんじゃボケェ。 なぶり殺されてぇかオラ』と、 考えるんだ」


怖あぁあぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁ!!!!

さっきそう考えていたんですか!?


「なるほど!! 」

「何故に納得!? 」

「怖!? 」

「『兄貴』って呼ばせてくだせぇ!! 」

「イイトモ!! 」

「なぜに!? 」


こうしてレナートは凰輝さんのことを兄貴と呼ぶようになりました。


…………

べ、 別に羨ましくないですから!!



べ、別にスチルはツンデレじゃぁありませんから!!

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