其の拾弐:神様と共に修行開始
遅れてしまって申し訳ない
ども、 凰輝だ
最近凄く気になることが…
「お前らって修行とかしているのか? 」
『………』
図星か…
修行しろよ
「う〜だって〜」
「修行って何するんだろ…」
そっからかよ…
腹立つから四、 五発ほど殴ってやった
〜〜wait a minute〜〜
「…という訳で
Let's battle together(さぁ、一緒に闘いましょう)!! 」
「何故に英語? 」
ハァイ、 紗ナイスツッコミ
今回、 雷華とフィアの修行のために皆を呼び出しました。
「…何をすれば…? 」
「俺も暇じゃねぇんだよ!! 」
「青葉ありがとな
暇じゃないのに」
「…いや別に…」
「あれ? 俺は!? 」
「お前は別にいいだろ
せっかく出番やったのに」
影薄の癖に黙ってろ
「さて、 皆集まったのでご説明しましょう
此方にあるのは様々な武器
これらを使って彼女等と闘ってもらいます」
『ってえぇぇえぇぇぇえぇえぇぇ!?!? 』
お、 皆揃って突っ込みですか
「な、 何で!? 」
「修行」
「いや、 でも…!? 」
「何か文句でも…? 」
『いえ…別に…』
俺の一言に皆が納得してくれたみたい♪ (違う)
さぁて武器選びターイム♪
さぁ、 まず紗が選んだのは…
「ウ〜ン私には豊華流があるし
ナックル位に…」
紗が選んだのは鉄のナックル
肘まであるため攻撃防御何でもござれって代物
うん、 良い選択
じゃあ次はフィア
「この斧が良いかな?
あ、 でもこの剣の方が…」
…何処の主婦だお前は
しかも、 どう迷ってるんだ
斧と剣の大きさ全然違うぞ
さて、 雷華は…
「ん〜この槍にしとこうかな?
あ、 でもこっちの槍の方が長くてかっこいい…」
『槍』にするのは決まっているみたいだが
どの槍にするかは決まってないみたいだな
では影薄は…
「なんかこの剣持っていると勇者になった気分…」
なんか英雄気取っているし…ウゼェ…
なんか腹立つ…
ドカ!!
「なっ…何するんだ!! 」
あ、 殴ってしまったか
ウッカリウッカリ
俺は蹴ったつもりだったんだが
さて…最後は……え!?
「…………うん、 これがいい」
青葉が持っているのは人二人分はある大剣。
軽々と扱ってるし……
まぁ何はともあれ皆選び終わったみたいだな。
で、 次
「オ〜イ作者」
ドロン!!
「何? 」
「フィールドを」
「OK」
出てきたのは河童擬
一応作者の聖なる写真だよ
どうでもいいが
「我が命により暗黒からいでし魂よ…この世とは異なる次元を生み出せ!! 」
「何その呪文!? 」
紗ってよく突っ込むよなぁ
と、 辺りが漆黒に染まる
準備万端
「な、なんですか!? 」
「スゲー!! 」
「ルール
雷華、 フィアvs紗、 青葉、 影薄
生き残った方の勝ち
体力は大体数字になって出てるので
サボったと分かったら俺から天誅だ
あとフィールドは別次元だからどれだけ暴れても自由だ
OK? 」
「……それだけ? 」
「それだけだ青葉
準備はいいな…?
レディ………fight!! 」
現在状況
・雷華
体力:620
武器:4m程の槍
・フィア
体力:660
武器:長剣
・紗
体力:785
武器:肘まである手甲
・青葉
体力:540
武器:3m以上の大剣
・柿田(…だったよな? )
体力:315
武器:翼を模した剣
え? 武器は何処から持ってきたって?
俺の部屋からに決まっているが何か?
体力値は適当です。
これくらいでいいかなと。
体力が0になったからといって
それは戦闘不能とかじゃありません
(所謂ただの基準みたいなもの)




