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200文字詩篇

君に会いたい(200文字)

作者: 竹井閑山

誕生日にメッセージの花を

添えてくれたのは君だけ

親でも兄弟でもない君が

私にかかずらっていてくれる


日々刻々の君を見ていたい

フェイスブックではおおまかすぎる

いつの間にかお婆さんになっていたら

君を愛せる自信がもてない


地球がまわれば心も動く

地に這いつくばっていても君には会えず

ふるえて何もできずにいた冬が

過ぎても心の痛みは消えず


空を見 また空を見て涙ぐむ

渡り鳥は去る 君の住まう方へ

かの地が私たちのねぐらになるまで


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