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237．ミドリの休日
私は志武ミドリ。
10歳小学5年生。
学校では放送委員を務めている。
アオ姉とアカ姉が、にーにへのお土産をなかなか決められないでいるので私もお土産選びに参加しようとしたら、弟たちがお店の中で走り回っている。
止めようとしたら、アネキまで走り回ってるんだから！
とりあえずアネキだけにでも止まってもらった。
え、そうじゃなくてアネキは止めようとしている側だったの？
でも、一緒になって走っちゃだめじゃない。
こういう時は、追いかけないで待ってつかまえるのよ。
バスケットボールの試合と通じるものがあるかも。
……。
ほら、つかまえた。
こういう時は、ぎゅーっと抱っこの刑ダゾ！
