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164.ねえねは誰が?

チャコ「ねえねえ」

アカネ「はい、どうぞ」

チャコ「お兄ちゃんが『にーに』なら、お姉ちゃんは何て呼ぶの?」

アカネ「チャコが今言ったのが、まさにそれよ」

チャコ「?」

アカネ「今、ねえねえって言ったでしょ?」

チャコ「言った」

アカネ「それ。『ねえね』よ」

モモコ「『ねえね』かー」

ミドリ「『ねえね』もかわいーねー」

キイロ「『にーに』を決めたんだから、『ねえね』も決めない?」

アカネ「いいわね……。じゃ、『ねえね』って呼ばれたい人?」

 女子6人、全員挙手。

アオイ「困ったわね。これじゃ決まらないわ」

アカネ「こういうのは、呼ぶ側に聞くのがいちばんよ。ねーえ、ダイゴ?」

ダイゴ「?」

アカネ「ダイゴはーー、お姉ちゃんたちの中で、誰を『ねえね』って呼びたいかなーー?」

 6人の姉たちが、にこにこの笑顔でダイゴに迫った。

ダイゴ「う……、その……、あ、僕、ちょっとおなかが痛く……」

ツヨシ「そんな、3才の子にプレッシャーかけるなよ」

女6人「にーには黙ってて!」

コウジ「おー、もう早速その呼び方始まってんのか」

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