表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

160/340

159.かじる、くだじる

「お風呂から出たら、僕アップルジュース飲むんだ~~、かじる100%の」

 タダシ(小1)が湯舟に浸かりながら、楽しみでしょうがないという様子で言った。

 ジュースは飲み物なのに「かじる」とは、これいかに――という感じだが、

「タダシ、『かじる』じゃなくて『かじゅう』でしょ」

 一緒にお湯に浸かっていたミドリ(小5)が、姉らしく訂正する。

「そうだった、かじゅう、かじゅう。なんか『かいじゅう』みたい」

 やはり一緒にお湯に浸かっていたもう1人の姉アカネ(高2)が言った。

「ふふ、でも、ミドリも前、果汁を『くだじる』って読んでたことがあったわよね」

「やん、アカネ姉さん、それは言わないで」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ