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13.二人でのんびり
マンガ原稿を描き続ける兄弟姉妹たち。
時刻はどんどん遅くなる。
中学生のキイロとコウジが寝、高校生のアカネとハヤトも寝た。
ツヨシとアオイの大学生コンビが、頑張って朝まで徹夜で原稿を仕上げた。
「風呂入って寝るとするか」
ツヨシとアオイは兄妹2人で朝風呂を楽しんでいた。
「いつも、あいつらの面倒見ながらだから、こうやってゆっくり入る事ないな」
「ほんとだね」
お湯に浸かってのんびりする2人。
ところが、幼稚園コンビのチャコとダイゴは早くも起き出してきた。
浴室からの音を聞きつけて、チャコとダイゴが浴室にやってきた。
「あー、朝からお風呂入ってるーー」
「2人だけずるいーー」
服を脱いでチャコとダイゴも入ってきた。
「ふー、やれやれ」
ツヨシとアオイは顔を見合わせた。