表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

122/340

121.くすぐりの刑

「助けて~~!」

 ミドリ(小5)の叫び声がした。

「どうした!?」

 声を聞いてハヤト(高1)が駆けつけてきた。

 クローゼットからミドリが足だけ出している。

 中の物が崩れ、はさまれて動けなくなってしまったらしい。

「な……、何やってんだ?」

「で……、出られなくなった。助けて」

「分かった。――けど、その前に」

「その前に?」

「こちょこちょこちょこちょ……」

「きゃはははは」

「こちょこちょこちょこちょ」

「や、やめて~~、もう、アニキ、後で覚えていてよ!」

「あ、そんなこと言っていいのかな? こちょこちょこちょこちょ……」

「わ、分かった、こーさん! お兄さま、やめて、もーだめーー!」

 やっとミドリを引っ張り出してやったハヤトだが、その後、ぷんぷんのミドリから、くすぐり攻撃10分間我慢の刑に処せられてしまったのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ