表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/43

一次予選決着

オリキャラ続出です

ある日、一刀達に最強王者決定戦の通知が届き、戦いの舞台であるバーツ島へ向かう一刀達


フランチェスカ学園からは一刀、蒼魔、孤狼、雫、恋が出ることになり会場で待つなか大会主催者であるバーツ・エンドルゲンの開会宣言が終わり、第一次予選のパンチングゲームが開始されバーツの息子であるユーロ・エンドルゲンが200という数値を出すも、そのすぐ後で一刀が400という数値を叩き出すのであった。


観客「あの北郷って奴マジかよ!? 」


観客「ユーロが出した数値の倍だぜ!? 」


ざわざわっ!?


観客達が騒ぎ出すなか


桃香「さすが一刀くんだね♪ 」


華琳「当然でしょ、あんな顔がキモい(ユーロ)なんかに負けるようじゃ学園最強は名乗れないわ 」


蓮華「それでも見事だぞ一刀 」


フランチェスカ学園のみんなは一刀がユーロの記録を抜くのが当たり前のように感じていた。


そんななか、一番驚いていたのは


ユーロ「な…なっ!? 」


記録を抜かれたユーロであった。


すると


ユーロ「いたたっ!?ちょっとトイレに行ってくる! 」


サッ!


トイレに駆け込むユーロだが


サッ!


会場の裏手に回ると


ピポパッ!!


携帯を取り出してどこかに電話をかける。


かけた先は…


大会本部室


トゥルルーッ!!


バーツ「んっ?こんな時に誰じゃ? 」


ピッ!


舞台上から大会本部室に戻ったバーツが電話をとると


ユーロ『ちょっとパパァ!どうなってるんだよぉ!? 』


電話の相手であるユーロが話しかけてきた。


ユーロ『僕より強い奴なんていないはずだろ!?なのに何で北郷一刀って奴は僕の倍の記録を出しちゃうのさぁ!? 』


ユーロが言うと


バーツ「落ち着けユーロ、きっとマシンの誤作動だ。それにお前はまだ本気を出してないだろう。決勝で当たるようにするから思いっきりぶちのめしなさい! 」


ユーロ『そうだよねパパァ♪ 』


※二人は一刀が手を抜いたことを知りません


そして一方、舞台では


蒼魔「よっしゃ!なら次は俺がやるぜ! 」


スッ!


蒼魔が舞台に上がった。


一刀「頑張れよ蒼魔! 」


蒼魔「おうっ!お前の記録を越えてやるぜ! 」


スッ!


そして蒼魔は構えると


蒼魔「おりゃーっ!! 」


ブォンッ…


パンチングマシン目掛けて蹴りを繰り出すが


八雲「頑張ってください蒼魔!! 」


ビィンッ!!


蒼魔の彼女である八雲が蒼魔に大きな声で応援すると


蒼魔「うおっ!? 」


ずるっ!!


蒼魔は驚いて体が動いてしまい


ドッカーンッ!!


少し攻撃する位置がずれてしまった。


だがそれでも


記録・350


バァンッ!!


元々蒼魔の力が強いため最低基準である50を越えるくらいは楽勝であった。


八雲「すみません蒼魔!?私が声をかけなければもっと点数が上だったかもしれませんのに!? 」


謝る八雲に対して


蒼魔「まぁ、別に構わねえから気にするな! 」


特に気にもしない蒼魔であった。


観客「おいっ!?あいつもユーロの記録を抜いたぞ!? 」


観客「この大会はどうなってるんだ!? 」


ざわざわっ!?


観客達がざわめくなか


ユーロ「ちょっとパパァ!?一体全体どうなってるんだよぉ!? 」


ユーロが驚いてバーツに聞くと


バーツ『落ち着けユーロ!マシンの誤作動に違いない!お前が一番最強なんだからな 』


ユーロ「だよね〜パパァ! 」


そして舞台上では


孤狼「よっしゃ!一刀、蒼魔とくれば次は俺の出番だぜ!! 」


バッ!


孤狼が舞台に乗り込んできた。


孤狼「おい、そこのおっさん(バーツ)! 」


バーツ「お…おっさんだと!? 」


ビシッ!


孤狼が大会本部室にいるバーツを指差しながら叫ぶと


孤狼「このパンチングマシン、ぶっ壊したからって修理代請求されねえよな? 」


と孤狼が聞くと


バーツ「フンッ!壊せるものなら壊してみなさい。修理代を請求するだなんてケチ臭いことはしませんので 」


とバーツが返事を返すと


孤狼「おもしれぇ!! 」


ゴゴゴッ…!!


孤狼は拳一つに力を込めまくる。


一刀「一撃の重さなら兄貴の方が上だからな 」


蒼魔「兄貴、頑張れよ! 」


孤狼「任しとけ!! 」


そして孤狼は


孤狼「おらよっ!! 」


ドッゴォォーーンッ!!


渾身の一撃をマシンに放つ孤狼


その結果…


記録・500E


と記録された。


バーツ「バカな!?Eが出るなんて!? 」


ちなみにEがどういうことかというと


実況「只今入りました情報によりますと、先程孤狼選手が叩き出した数値は計測不能ということです 」


つまりEは計測不能のエラーを意味するのだ。


孤狼「ちっ!壊せなかったか!? 」


壊すつもりで一撃を放ったが壊せなかったことに悔しがる孤狼


観客「おいおい、この大会はどうなってるんだ!? 」


観客「さっきからユーロの記録が塗り替えられてるじゃねえか!? 」


ざわざわっ!?


観客達がざわめくなか


ユーロ「パパァ!? 」


バーツ『落ち着きなさいユーロ!?もう化け物みたいな数値は出るまい! 』


何とか慌てるユーロを落ち着かせようとするバーツ


ところが


恋「…次は恋がやる! 」


スッ!


恋が舞台に上がると


ねね「恋殿ーっ!ヘボ会長(一刀)達以上の数値を期待しておりますぞーっ!! 」


恋を応援しまくるねね


恋「…頑張る! 」


ジャキンッ!!


そして戟を構える恋だが


実況「呂布選手、ちょっとお待ちください。この競技は徒手武術で行ってください! 」


徒手武術…武器を使わず己の力のみの武術(気を纏っての攻撃は○)


実況に言われた恋は


恋「…仕方ない 」


パッ!


戟を離すと


恋「…ていっ! 」


ドカンッ!!


素手でマシンを殴るが


記録・250


それでもユーロの記録を越えた。


ユーロ「パパ…!? 」


バーツ『落ち着きなさい!! 』


そして更に


雫「じゃあ、次は雫ちゃんがやるなの♪ 」


スッ!


舞台に上がる雫だが


雫「でも雫ちゃんの武器は銃だから使えないなの!? 」


銃がメインの雫は腕力は不利である。


下手すればユーロの記録以下かと思われたが


雫「こういう時はイメトレなの! 」


スッ!


雫は額に指を当てると


雫「むむーっ!! 」


この時、雫は目の前で一刀が一刀大好きっ子とは違う他の女とイチャイチャしているのをイメージし


雫「ダーリンの!浮気者ーっ!!♯ 」


ドッカーンッ!!


渾身の蹴りをマシンに放った!


その結果…


記録・475


孤狼に次ぐ記録を叩き出した!


一刀「(こえーっ!?) 」


一刀大好きっ子達は一刀に関する怒りを出せば普段は非力な桃香や月でさえ物凄い力を発揮するのだ。


観客「おいユーロが女の子二人にまで記録を塗り替えられたぜ 」


観客「案外ユーロって大したことないかもな 」


観客達がユーロをバカにするなか


ユーロ「・・・ 」


バーツ『ユーロ!?おいユーロ!? 』


ユーロはもはや騒ぐ気力すらもなかった。


そして他の選手達はというと、前半は大したことのない選手ばかりであったが中盤から後半に入ると


天念「フンッ!! 」


ドカッ!!


武闘派宗教・無限寺住職

天念


記録180


ブロッサム「いやーっ!! 」


ドカッ!!


女子プロレスラー・ブロッサム


記録150


ナンバット「ハァッ!! 」


ドカッ!!


十人兄弟の長男・ナンバット


記録・190


シャドー「・・・ 」


ドカッ!!


仮面忍者・仮面シャドー


記録・320


後半に入ると100越えの記録が次々と出てきた。


そして残るは二人となり


実況「では次の挑戦者、イザナ選手どうぞ! 」


イザナ「はい 」


バーツ会長の秘書、イザナ・ギミナス


イザナ「ハァッ!! 」


ドカッ!!


そしてイザナの記録は


記録・51


観客「何だよあの記録 」


観客「ギリギリクリアじゃねえか、大したことないな! 」


観客達はイザナをバカにするが


孤狼「(目が節穴な奴らばかりだな、(イザナ)は攻撃を繰り出した瞬間、手を抜きやがった。まともにやれば多分俺と同じエラーだったかもな) 」


孤狼だけがイザナを高く評価していた。


実況「さぁ、それでは最後の一人ですが… 」


そして実況の人が言うと


?「それはわいや! 」


何処からか声が聞こえ


?「とうっ!! 」


シュバッ!!


何者かが舞台に飛び降りようとするが


ずでんっ!!


?「ギャフンッ!! 」


見事に着地失敗した。


この人物は…


フェニックス「不死身の生命の持ち主、フェニックスここに参る! 」


かっこよく決めようとする男だが


バンッ!!


その正体はどう見てもプロレスラーのマスクをつけ、パンツをはいた及川であった。


華佗「いないと思ってたら選手として出場してたのか!? 」


于吉「及川のことだからきっと忍び込んだんですね!? 」


だがフランチェスカ学園以外の人物は及川を知らないため気づく人はいなかった。


実況「それではフェニックス選手、どうぞ! 」


フェニックス(及川)「よっしゃ! 」


スッ!


及川は構えるが


左慈「無駄だ。及川程度の力じゃ1すらも出ないだろうぜ 」


と思うのが普通である。


フェニックス「どりゃーっ!! 」


バッ!


そしてフェニックスが攻撃を繰り出そうとしたその時!


パッ!


急にドーム内の全ての電気が消え


ドカッ!!


フェニックスの攻撃の音が響くと


パッ!


電気が再び復旧し、記録は


記録・100


フェニックス「いえーいっ!! 」


何と!?及川が100を叩き出した!


華佗・于吉・左慈『絶対インチキ(だな・ですね・だぜ) 』


と疑う三人


だが実はインチキなのだ


あの停電も及川が仕組んだものであり、電気が消えた瞬間、及川はパンツの中に仕込んでいた黄色のマジックで記録画面に100と書いたのだ。(攻撃の音は録音しといたもの)


だが一刀達以外の回りの人はフェニックスのインチキに気づくはずがなく認められた。


フェニックス「(賞金5億はわいがもらう!) 」


とにかくこれで一次予選が終了し


ずらんっ!!


最初にいた人数、数千人が100人にまで減らされた。


バーツ「それでは次に第二予選を開始しますがその前に負け犬の皆さんは去ってください 」


ポイポイッ!!


選手達『わぁーっ!? 』


最低基準にとどかなかった選手達が負け犬ゲートを通されるなか


華琳「ねぇ、ちょっと思ったんだけど!? 」


華琳がある点に気づいた。


華琳「敗退者は即刻この島から退去されるわけだけどあのゲートの先ってどうなってるの!? 」


桃香「まさか!?海に落とされちゃうとか!? 」


この時はまだそんな感じだと思われていたが


実際は恐るべきことが起きているのだった。


ちなみに一刀達は気を一切使っていません

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ