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狂乱の殺し屋ブレイザー

一回戦第二試合


最近ろくに強い相手と戦ってなく楽に勝てると一刀は思っていたが対戦相手の仮面シャドー相手に苦戦をしてしまう!


だが自分が本気で戦っていなかったと感じた一刀はシャドーと本気で戦うことになり超進化を発動して形勢逆転する。


だがその時!


観客席から落ちそうになった蓮華を助けるためシャドーが場外に出たことにより一刀の勝利が決まり、その後、シャドーは何処かに去るのだった。


大会本部室


バーツ「ちぃっ!!♯ 」


ガチャンッ!!


バーツ「あのシャドーとかいう奴め、勝てる試合をわざわざ自分で捨ておって!!♯ 」


一刀が勝利したことに納得がいかないバーツは暴れまくる。


バーツ「くそっ!誰が場外負けは失格だなんてルールを決めたんだ! 」


バーツが叫ぶと


イザナ「それはバーツ様でございます 」


ビシッ!!


バーツの秘書であるイザナが答えた。


イザナ「北郷一刀が場外に出た時のために場外負けをルールに入れようとおっしゃったではありませんか 」


とイザナがバーツに言うと


バーツ「止めなかったお前が悪い!!♯ 」


ガツンッ!!☆ミ


無茶苦茶な理由でイザナを殴るバーツ


バーツ「いくぞユーロよ、北郷一刀を殺す計画を練らなければな! 」


ユーロ「うんパパァ! 」


スッ!


そしてエンドルゲン親子が去った後


イザナ「フッ!利用されているとも知らずに呑気な親子だな、後に絶望を味わうがよい! 」


と言うイザナであった。


さてその頃


選手控え室


蒼魔「まったく、一刀ったらひやひやさせやがって、一瞬負けるかと思ったぜ 」


一刀「悪い悪い!? 」


孤狼「しかしまぁ、あの仮面シャドーとかいう奴はどこに消えたんだろうな? 」


一刀達がいまだに仮面シャドーの話題をしていると


実況「それではこれより一回戦第三試合を開始します! 」


会場では一回戦第三試合が始まるようであった。


実況「ドラゴンコーナーより入場するのは『地獄から来た横綱』豪龍丸選手! 」


実況が紹介すると


豪龍丸「どすこいっ!どすこいっ! 」


ズズズッ…!!


豪龍丸がつっぱりしながら摺り足で移動していた。


孤狼「横綱・豪龍丸か、その張り手は突進してくるバッファローをぶっ飛ばすほどの威力の持ち主。だが力がありすぎて対戦相手を殺してしまうため角界(大相撲の社会)を引退した奴だ 」


格闘技やスポーツ選手に詳しい孤狼が豪龍丸の説明をすると


実況「続いてはタイガーコーナーより『神速の殺し屋』ブレイザー選手の入場です! 」


実況がブレイザーの入場を言うと


ビュンッ!!


突然物凄い風が吹き荒れ


すたっ!!


ブレイザー「シャハハーッ!! 」


舞台場にブレイザーが入場した。


実況「それでは試合開始! 」


カーンッ!!


そして第三試合が開始されると


豪龍丸「どすこいっ!! 」


ブォンッ!!


いきなり張り手を繰り出す豪龍丸


そして…


ドグボッ!!


豪龍丸の張り手は見事ブレイザーにヒットした!


すくっ!


だがそれでも立ち上がるブレイザー


豪龍丸「わしの張り手を食らって立ち上がれるなんてなかなかの根性の持ち主だな、だが次で終わりでごわす! 」


ブォンッ!!


再び張り手を繰り出す豪龍丸


バッ!


そしてブレイザーは張り手を避けるどころか突っ込んでいき


ガシッ!!


豪龍丸の張り手を繰り出している右腕につかまると


ブレイザー「シャハハーッ!! 」


グリュグリューッ!!


腕につかまったまま高速回転するブレイザー


すると当然


ブチュンッ!!


豪龍丸「ぐおーっ!? 」


豪龍丸の右腕がねじ切れてしまった!


ブレイザー「まだまだ処刑は始まったばかりだぜ! 」


シュッ!


そしてブレイザーは豪龍丸の後ろに回り込むと


ジャキンッ!!


ブレイザー「シャハハーッ!! 」


ズバンッ!!


豪龍丸「ぐほっ!? 」


ブレイザーは腕に出現させた剣で豪龍丸の背中を切り裂いた!


ブレイザー「俺の体はあらゆる武器を作り出すことが可能なのさ!それではそろそろ終わりにしてやるぜ! 」


ゴキゴキッ!!


シュルルーッ…


そしてブレイザーは体を丸めて小さくなると


ひょいっ!


豪龍丸「んぐっ!? 」


ごくんっ!!


そのまま豪龍丸の口の中に入ってしまい飲み込まれてしまった。


だがその直後


豪龍丸「うごっ!? 」


突然腹を押さえて苦しみだす豪龍丸


そして次の瞬間!


ブレイザー「『針千本(サウザンニードル)』! 」


ブシュシュンッ!!


全身を針だらけにしたブレイザーが豪龍丸の腹をぶち抜いて現れたのだった。


この瞬間


実況「ご…豪龍丸選手、死亡につき、勝者ブレイザー選手! 」


すぐにブレイザーの勝ちが宣言された。


ブレイザー「ちっ!もう終わりとはつまらねぇな! 」


スッ! さらさらっ!


するとブレイザーは懐から筆を取り出し、何かを書いている。


その文字は…


『NEXT KILL SOUMA!!』


(次に殺すのは蒼魔)


と書かれていた。


これは蒼魔への挑戦状であったのだ。


蒼魔「あの野郎!! 」


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