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プロローグ

「あ゛ぁ゛~・・・・う゛ー・・・暑ぅぅ・・・」


暑すぎて、もう叫ぶ気力がなくなっていた。



「ううぅぅぅぅぅ~~がぁぁぁぁぁぁぁ!!」



・・・そーでもないのかな・・・。叫べた。


でもいまので完全にバテた。





いきなり驚かしてすまない。


いや見苦しいとこをみして・・・かな。



前話の続きだ。



・・・始めるとこ可笑しすぎるだろ・・・。


俺でも思うわっ!何でこんなとこから書いてんだよっ!


表向きバテてっけど中じゃ言えるからな・・・!




「―~~・・っさいなっ!だまって!?」



さっきの叫びでキレた雄真



「その口縫い付けよっか!?よし、縫おう!!楓っ!手伝って!」



「なんで、俺・・・――」



「はぁ!?口縫ったら喋れないどころか、痛すぎて死ぬぞっ!?馬鹿か!?」


「そーだっ!うるさくなくって助かる!しねっ!」


「はぁぁぁあ!?」


「――てか、馬鹿じゃねーしっ!」


「はっ!どっちにせよ俺の方が頭良いと思うぜっ!何回も学年テスト10位以内入ったことあるからなっ!?」


「はいぃ!?嘘言うなっ!拓磨がそんな頭良いはずねぇっ!」


「よくて中の上くらいの雄真とは、ちがうんだよっ!この運動馬鹿がっ!」


「はぁぃ??それ以上言うと運動馬鹿とか行っても許してやんねーからなっ!!」


「いや、運動馬鹿は褒めてねぇっ!!!」



運動馬鹿を運動超できるやつみたいに並び替えるって!


どんだけポジティブなんだよっ!



「少なくとも学年20位にも入れてないヤツに言われたくねぇなっ!」


「何だとコラ!!」



「「ガルルルルルルゥッ」」



猛獣のごとく叫びあった。


一方楓は呆れた顔をしてすっごい残念そうに、興味なさそうにこちらを見ていた。


その視線すっげぇ痛ぇ。


楓の中の俺たちの好感度が下がっていくのが見えた。


それに気付いた雄真が




楓ごめんきらわないでっ!と抱きついていた。




くそっこういうときには下手にでやがって・・・


雄真にグチグチ思いながら学校へ向かった。




俺たちの学校は全校生徒3493人と約3500人を誇る超マンモス校。


ここらの地域ではまず一番だろう。というか知らない人こそ、ここらで言う非常識人だ。


てかここだけではなく、全国的に知られている。

だから知らなければ非常識どころでは無い。


何故そんな、でかいか、人数が多いかってと言うと色々な学科があるから。


普通科もあれば、特進科や専門業につくための学科もある。


まぁ簡単にいえば、一足先の大学的なモノ。


専門業につく人専門大学などにいくには打って付けの場所だ。




そして何より敷地面積が異常に広いのが、ここの高校の特徴。


てか下手な大学よりよっぽどすげぇしでけぇ。


グランドは、小さいやつから中、大きいヤツ合わせて、10個くらいあり、一番にでかいヤツは東京ドーム1個分くらいある。


建物は、外にある小さい売店(パンやお菓子、飲み物が売ってる)は8こくらいあって、食堂は定人数10人のとこが2つ50人のとこも2つと20人のとこが3つだったけかな?


いっぱいありすぎてわすれる・・・。


校舎は7こあって結構な大きさ。


講堂もあり学年での集合には丁度良いくらいのひろさ。(全校は勿論入らない)

体育館は第五体育館まであり、第1と3は小さめで第4と5が中くらい。第2がでかい・・・。




正直いってここは半年居ても迷子になる・・・。


ひろすぎんだよ・・・ここ。


実を言うとこの高校の敷地面積は山四個分は有にある。


校舎も7個あるんだぜ?


そんなとことだから先生も多い。


教員600人くらいいたような・・・。




まぁそんな馬鹿でかい学校のことをタラタラ話していてもしようがないし、(既に結構長いか・・・)また説明しながら行こう。




俺たちは普段は、普通科へ通っている。まぁ楓と雄真は幼なじみなので、よくある出会い系の「一緒の学科だ!よろしく!」からはじまった訳ではない。


この2人とは結構な腐れ縁で幼稚園から一緒だった。


幼稚園の時点で母親達が意気投合。


それからだ。こいつらと仲良くなったのは。


そして俺たちは小一からいままでなんの偶然か、クラスを離れたことが無い。




そして俺はずっと居るからかは知らないが、これ以上のパートナーはないとおもう。


こんな完璧で、欠点を補い合っている。




とある昼休み―


というか今日の昼。分かり易いように、うなってから教室ついて勉強して、と、あれから何時間か経ったと考えてくれ。




昼食を食べようと(俺たち曰く)裏庭へ向かっている途中。




「そんな腐れ縁な、俺たちだけど」


雄真が口を開く




「俺たちの中で、一番怖いのは拓磨だよなー」

そんなことをいった。




・・・?


え?俺?自分では理解できない発言だった。




楓は付け足すように


「あー、それは分かるかも。なにかと色々な面で恐怖っていうか、異を感じるのは拓磨だな」




「・・・?は?なにいって――・・・!?」




外へ出てしばらく歩いて、角を曲がった時だった。




「「「!?」」」




「・・・っ・・・さ・・・むっ・・・!?」




風だ。風か吹いた。ただの風、って訳ではない。




俺たちがいるとこは。 そう夏真っ盛りの日本。


なのに、吹雪。




ここでは冬になっても滅多降らないのに。


降ることは降るが、積もらない。積もっても5センチくらいか。




東北のような降り方はしない。




いやこんな説明を挟んでいるような時ではないっ!!




腕をガードに耐えるようにゆっくりと目を開けた。





あれって春に入学してきた確か・・・――


「・・・っ叶野・・・凜・・・!?」




この日、からなんだ。


俺たちを取り巻く理が・・・、歯車がゆっくりと、でも確実に狂いだしたのだ。




うわぁぁ今回は中々時間が掛かってしまいました。

見て下さった皆様誠に感謝申し上げます。

いたら・・・私感極まって感涙するかも・・・(涙)

いやもうほんっっっとうにありがとう御座いますぅぅぅ(涙)

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