エピソード1~チャプター3~
「これが・・・・」
蒼く輝くその機体は敵の無人機を寄せ付けない何か、オーラのようなものさえあるように感じた。
「その機体のスペックを出し切るにはパスコードの解除が必要です!一旦引いてください!」
「了解!」
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「どう?」
「サヲリさん、あなたは私が作った物のとっておき・・・No.1を知ってましたっけ?」
「いいえ、知らないわ。」
「レールガンです。」
「レールガンってあのアニメとかにでるリニアモーターカーの凄い版?」
「はい。ただ私の作った物はアドバンスドフレームに積めば撃てないほどバッテリーを消費し、チャージに二分かかる代物でした。」
「それがどうかしたの?」
「このライトニングフレームにもレールガンが付いているんです。胴の中にね。しかし、このレールガンはチャージなしでしかもエナジーメーカーのおかげでバッテリー不足はない・・・私の作ったレールガンが玩具に思えてきます。ふふふ・・・」
「とんでもないものを拾っちゃったわね。どうする?」
「どうするも、こうするもありません。ひさしぶりですねぇ、他人の作り上げたフレームの改造は。ふふ」