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エピソードⅠ〜チャプター1〜

敵の数はざっと20…

ぼちぼちいるが、まぁ余裕だろう。

「マエダ、いい?」

「ええ。もういつでもいいですよ。ふふ…どこからでます?」

「…」

「…ふふふ。わかってますよ。」

敵の数は10…いや20か。

「ぼちぼちいるわね」

「EIcoPはグランドオーブの管理者ですからね。人員に数は惜しまないんでしょう。」

「爆発物を使ってもいい?」

「ダメと言っても使うでしょう?」

「正解。」

グランドオーブ…

私達の住む星…

宇宙にはここ以外で生物は見つかっていない。

私の前住んでいたマンションの近くにイヴと呼ばれるテラ級のスタークルーザーがある。生物のいる星を探しに行き、見つからずに帰って来た…

そういう船だ。

「サヲリさん。敵が接近中!」

「わかってる!サポート頼むわよ!」

「だからしたんじゃないですか。ふふふ。」

「相変わらず笑い上戸ね。」

「こればっかりはどうしようも…おっとあと10m」

スパんっ!

「やっぱり良く切れるわね」

超振動ブレード…EIcoPのロングブレードをマエダが改造したものだ。

これでもマエダの自信作No,3らしい。No,2は高エネルギーライフル。No.1は…知らない。

「増援を確認!数は5。内2はイクシードフレーム!」

マエダが叫んだ。

「量産型?」

「ええ。ふふふ。」

「欲しいパーツある?」

「脚の駆動パーツが欲しいです」

「2つでいい?」

「なぜです?」

「一体は切っちゃった。」

超振動ブレードの長さは最長2メートル。イクシードフレーム の全長は3メートル。

ギリギリ縦に切れる。

「後方に大型のフレーム!…アドバンストフレームです!」

マエダが笑って無い…相当まずいらしい

後ろには確かにイクシードフレームを上回るサイズのフレームがある。

「マエダ、高エネルギーライフルを支給して。」

「確かにあのデカブツなら効きますね。」

高エネルギーライフル…高濃度のエクスニウムエネルギーを秒速1kmで撃ち出す兵器。今まで全ての装甲を貫通している。

「3.2.1…発射!」

ヴォン…

「効いたかしら?」

「エクスニウム反応後方に移動!」

避けた…?

そんなバカな。

「二発目っ!」

今度は当たった。

エクスニウム反応が残っている。

やられてない…?いや、むしろ無傷だ。

「何よこの装甲!?」

「どうしました?」

「高エネルギーライフルが効かない!」

「何ですって?!」

相手の機体をスキャンしているが、該当機体が無い。

「まずい!一回ひくわ!」

「そうしてください!一番近いゲートを開けます!」

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