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乱世だけど呪いで猫ちゃんにされたので惰眠を貪ります  作者: PYON
第4章 八角衆の襲撃

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因幡の国忠臣 木島吉嗣08

 確かにあんまり戦いたい敵ではない。


「根津吉、嫌われもの対決で丁度いいウサ」

 

「誰がきらわれものチュウ」

 根津吉殿は兎千代に喰ってかかる。

 いや、嫌われ者といえば、どっちもどっちだ。

 こいつらはブラックアニマルズの一員。

 羽無殿のような愛されキャラじゃない。


「俺も嫌われ者じゃないゴキ!」

 ゴキブリ男もやつらの会話に食いつく。


「「それはない、ウサ、チュウ」」

 根津吉殿と兎千代は声を合わせて否定する。


「俺も好きでゴキブリになったわけではないゴキ」


「たぶん、普段の行いチュウ」

「陰キャだからウサ」

 こいつら、偏見ひでえ。

 おまえらも日頃の行いは良くないだろ。


「この茶羽黒助ちゃばね くろすけを愚弄するゴキ!」


「名前からして、ゴキにぴったりチュウ」


「うるさい鼠野郎ゴキ。

 おまえから先にぶっ飛ばしてやるゴキ」

 そう言って飛び掛かる黒助。


「清水根津吉、お前をバラバラにしてやるチュウ」

 根津吉殿は双剣を抜く。

 そして、茶羽に対して剣を振る。

 それを黒助は簡単に避ける。

 そう、この動き。

 なんかイライラする。

 黒助は予測不能な動きをするのだ。

 人間、自分でも知らないうちに次の動きを予測してしまう。

 例えばボールを受けるなら、ボールの動きを予測して手を出す。

 攻撃をするときもそうだ。

 相手が次に動くところを攻撃する。


 根津吉殿をもっても、茶羽は捉えられない。

 変幻自在の双剣がかすりもしないのだ。

 それは茶羽のスピードではない。 

 根津吉殿の動きを見切っているのだ。


 逆に茶羽の爪は根津吉殿を捉える。

 致命傷ではないが、根津吉殿の服や顔に細かい傷が刻まれていくのであった。




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