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乱世だけど呪いで猫ちゃんにされたので惰眠を貪ります  作者: PYON
第4章 八角衆の襲撃

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因幡の国忠臣 木島吉嗣06

「おまえは誰アリ」


「猫丸将棋隊、立花兎千代。ウサ」


「おまえが、猫丸将棋隊アリ」


「それから、そこの雑魚の友達ウサ」

 助けに来てくれたのは嬉しいけど、雑魚あつかいかよ。

 やっぱこいつは極悪ウサギだ。


「ではおまえの首でもいいアリ」


「好きにするウサ」

 兎千代は半目で蟻道を睨む。

 

「おまえら因幡は獣化の呪いらしいアリ。

 しかし、わたしたちは虫化の呪いだアリ」


「それがどうしたウサ」


「同じサイズなら獣より虫のほうが強いあり。

 お前らは獣になっても、強さが数倍になるくらいだが、わたしたちは十倍以上になっているアリ」

 そう言って蟻道は片手で近くの屋台を持ち上げる。

 そして、兎千代に向かって投げる。

 兎千代はそれにパンチをくらわす。

 屋台はバラバラになる。


「軽い、軽すぎるアリ。

 アリは力持ちアリ。

 自分の体重の何十倍のものを持ち上げることができるアリ」


「それで?ウサ」

 兎千代はダルそうに蟻道を見る。

 たぶん、こいつは蟻道の口上なんて聞いていない。

 ただ、うざってえなって思っているだけ。


「だから、お前にはわたしとの力比べに勝てないアリ」


「うざっ」

 これにはウサがつかないのか。

 兎千代はそう言って前に出る。

 蟻道にパンチをくらわす。

 わたしなら、たぶん10メートルは飛ばされるやつだ。

 軽く叩かれただけで死にそうになったこともある。

 ただ、蟻道はそれを細い手で受け止める。

 兎千代は、次のパンチを繰り出す。

 しかし、蟻道はそれもブロックする。

 兎千代は連打する。

 蟻道は一歩も下がらないで兎千代のパンチを受け止め続ける。


「無駄、アリ。

 そろそろこっちから行かせてもらうアリ」

 そう言って蟻道はパンチを繰り出す。

 もちろん兎千代もブロックする。

 しかし、パンチを受けた兎千代の身体は1メートルくらい後ろに下がるのだった。

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